こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「アリエス杯2023用・おすすめ追込ウマ娘と育成論」です。
ここまで差し、先行と育成論をお送りしてきましたが、今回は追込ウマ娘の育成論をお送りしていこうかと思います。ルムマでけっこうな数を走らせて検証していたのですが、最初の予想よりも強い脚質という印象で、現状自分のチームでも最も勝率が高いのが追込ウマ娘になっています。そのため、今回のアリエス杯育成をする上でも、採用を強くおすすめしたい脚質。
毎度ながら今回もグレードリーグ前提の解説となりますが、スキルについてはオープンリーグでも使える話なので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
追込はタイシン、CB、新イナリの「迫る影」組がおすすめ
他の記事でも多少触れましたが、今回の追込ウマ娘でおすすめできるウマ娘は最速終盤加速の「迫る影」を覚えられるウマ娘のみ。というのも、「迫る影」と下位スキルの「直線一気」では効果量が倍違い、迫る影組以外だと明らかにパフォーマンスが落ちるためです。
中でも特におすすめなのがナリタタイシンとミスターシービー。最初はシービーがスキル的に少し抜けているかなと思いましたが、タイシンも新シナリオとの相性がめちゃくちゃ良く、「菊花賞」前のイベントを「三女神サポカのゴドルフィンお出かけ」で対応すればほぼノーダメで乗り切れるため、その後の日経賞イベと合わせてステが非常に盛りやすい。終盤、固有スキルの「Nemesis」からまくっていく展開も普通にあるので、今回はかなり強いです。シービーもシービーで固有がハマれば一気に位置取りを上げられる点が強い。
これらに次ぐのがイナリワン【新衣装】ですが、こちらも固有スキルの「灯穂」と「内的体験」による終盤力がすごいので、普通におすすめできるウマ娘。今回の追込ウマ娘は、「迫る影」組に限定すれば使っていてかなり強い感触があるので、この3人から1人はチームに採用したい感がありますね。
追込ウマ娘の目標ステータス
| スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
|---|---|---|---|---|
| 1400↑ | 1200+金回復1以上 940+金回復2以上 | 1100↑ | 700↑ | 1100↑ |
アリエス杯2023用・追込ウマ娘の目標ステータスはこちら。育成シナリオは最新シナリオのグランドマスターズシナリオという前提です。
目標スタミナの1200+金回復1、940+金回復2は不発ケアやデバフを考えない最低限なので、イメージとしてはこれに金回復1ぐらい足せるとより良いかなという感じです。金回復や白回復のスタミナ目安は素スタミナによっても変わってきますが、だいたい普通の5.5%金回復が260～280、1.5%白回復が70～80ぐらい。
別の記事でも散々触れてきましたが、今回は上り坂の関係でパワーが非常に大事なので最低1100以上は欲しい。特に終盤に少しでも早く最高速度にたどり着きたい追込は重要度がより高いので、理想は1200以上ですね。賢さについても、「迫る影」の順位条件もないし、それなりに高い位置取りを保つために1100以上は欲しいかなと。
適性についてはやはり長距離Sが必須。脚質Sもあったらあったでより良いですが、まあなくてもいいので基本的には長距離Sのみ目指す感じで問題ないかと思います。
追込ウマ娘育成時の注意点
「迫る影」は必須。加えて「垂れウマ回避」「登山家」を狙うイメージ
先ほども触れたように、追込ウマ娘はまず終盤加速として「迫る影」が必須of必須です。順位条件がない最速発動の終盤加速なので、これがないと追込の強みを活かせません。先ほど紹介したウマ娘は全て覚醒スキルから取れるので、必ず取っておきましょう。
また、「垂れウマ回避」「登山家」もサブ加速として積んでおきたい枠。特に「垂れウマ回避」は追込の位置取りの関係でかなり出やすい感触でした。追込は終盤速度の脚質補正がが最も高いのが強みなので、サブ加速も活かしてできるだけそこに早く到達できるスキル編成にはしておきたいですね。
「切れ味」も重要というほどでもないですが、スキルPtに余裕があれば積んでおいてもサブ加速で良い枠。特に、「垂れウマ回避」「登山家」あたりを取れていなければ代わりに優先して積みましょう。
終盤スキルを厚めに積みたい。「強攻策」は余裕があったら枠
今回の追込に関しては、とりわけ意識して「全身全霊」「内的体験」あたりの終盤スキルを厚めに積みたいです。というのも、今回の追込3人組は中盤に位置取りを上げ過ぎると固有スキル的に不利益を被ることが多く、位置取りを上げるのも固有が発動する順位までに留めたいため、むしろ終盤力を高めたほうが良い傾向にあります。
CBは固有が発動すればそこから一気に位置取りが上がりますし、タイシン、イナリも固有発動で最終直線後方から一気にまくる展開もあるので、中盤スキルガン積みよりは終盤スキルにも寄せていく形をおすすめします。
継承固有でおすすめなのは、ビワハヤヒデ固有の「∴win Q.E.D.」。最終コーナー以降で1～4位ならどこでも発動するのと、掛かりなしなら継承すごく固有と同等の速度アップ効果になるので、けっこう積み得です。「恵福バルカローレ」と違って、400m時点で上位にいなくてもいいので、どちらかというとこちらのほうが追込の挙動的にはおすすめ。「汝、皇帝の神威を見よ」あたりも追込とは相性が良いかと思います。
序中盤系の速度スキルに関しては、長距離だと「ウマ好み」が序盤のペースダウンモード解除で実質効果が高めなのでおすすめ。三女神サポカのお出かけから取れるので、とりあえずで積んでおいて良いスキルかと思います。
一方、「強攻策」は今回はそこまで頑張らなくても良い枠。中盤位置取り上げすぎ問題だったり、CBだとSSRアドマイヤベガを積まなきゃいけない問題だったりスキルPt足りない問題だったりがあるので。余裕があればタイシンイナリに積んでおくのもありかとは思いますが、無理しなくても良いスキル枠かなとは思います。
終盤速度を少しでも上げるためにスピード緑スキルはガン積みしたい
他の脚質と同じく今回はやはりスピードを上げる緑スキルが超重要なので、積める範囲でできるだけ積んでおきたい。
シナリオで覚えられる「良バ場の鬼」は必須。加えて「右回り◎/○」「春ウマ娘◎/○」が欲しいです。加えて、タイシンは「一匹狼」を自前で取れるので、こちらも合わせて積んでおくのがおすすめ。
おすすめのサポート編成例
編成例1(スピ2スタ1賢さ2グル1)
編成例2(スピ2スタ1賢さ2グル1/低予算編成用)
編成や青因子配分についての解説
おすすめサポート編成は、同タイプのスピ2スタ1賢2グル1の普通の編成と低予算編成の2つを掲載。
金回復用も兼ねたスタサポ枠はSSRスーパークリーク、もしくはSSRメジロマックイーン(脱兎)あたりが無難におすすめですが、なければないものはしょうがないので、配布SSRメジロマックイーンで我慢しましょう。「クールダウン」は今現在普通に使える金回復スキルなので。
ステ盛りのための固定枠は、三女神サポカことSSR祖にして導くもの。「ウマ好み」「神速」を覚えられるのもありますが、このサポがいるといないとでは最終ステに雲泥の差が出てくるので、なくてもレンタルを駆使して編成に入れておきましょう。
他は自由枠ですが、ステ盛りの観点でSSRマチカネフクキタルを採用すると育成が捗るかと。トレーニング効果アップ10％やレースボーナス10%、消費体力軽減あたりが仕事をするのもあるんですが、今回の長距離戦のような全ステータスを使うレギュレーションは初期ステ+30の恩恵がかなり大きい。完凸を持っていれば優先して積んでおくのをおすすめします。
因子については、スピ2スタ1賢さ2グル1編成の場合はスタパワ因子寄せを推奨します。配分の例としてはスタ5～6、パワ11～12やスタ8～9、パワ8～9などがおすすめ。余裕があれば、多少スピードや根性に割り振るのもありかとは思います。
優先スキル一覧
以下、優先して積みたいスキルを表でまとめておきます。
| 優先度SS | 優先度S | 優先度A |
|---|---|---|
| 迫る影 | 内的体験(内弁慶) | 切れ味 |
| 登山家 | 全身全霊(末脚) | 太陽の叡智 |
| 垂れウマ回避 | 長距離コーナー◎/○ | ペースアップ |
| 右回り◎/○ | 追込コーナー◎/○ | シューティングスター |
| 春ウマ娘◎/○ | 弧線のプロフェッサー(コーナー巧者) | |
| 良バ場の鬼 | 追込直線◎/○ | |
| ウマ好み | 長距離直線◎/○ | |
| スタミナを足りさせるための各種回復スキル(マエストロなど) | 尻尾上がり | |
| ハヤテ一文字(直線巧者) | ||
| スリップストリーム | ||
| 遊びはおしまいっ！ | ||
| 強攻策 | ||
| 一匹狼 | ||
| すごく速度固有の継承スキル(∴win Q.E.D.など) | ||
| 神速(快速) | ||
| 大地の叡智 | ||
| 天翔る足取り［CB進化］ | ||
| ゲインヒールスペリアー(3.5％回復の白スキル/回復が欲しければ) |
さいごに
さて、ここまでアリエス杯2023用・追込ウマ娘育成論について書いてきましたが、いかがだったでしょうか？
追込については、走らせている感触だと最高速度の差で終盤かなり強いイメージで、差し相手だと同じ位置取りだと速度差でまくれるポテンシャルの高さがあります。位置取りが後ろのほうでも終盤の固有などでまくれる展開もありますし、個人的には今回一推しの脚質。追込勢をまだ作っていない方はぜひ試してみてください。
今回はそんな感じです。それではまた。
