こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「リーグオブヒーローズ(9月/京都芝3000m)用・おすすめ逃げウマ娘と育成論」です。前回は差しウマ娘の育成論をお送りしてきましたが、今回は逃げウマ娘のそれをお送りしていこうかと思います。
逃げはダンスウンスが一推し。相方は3人のどれかから
今回の逃げウマ娘の中で最もおすすめなのが、ダンスウンスことセイウンスカイ【ダンス】です。このウマ娘の強みは本体固有の「Do Ya Breakin!」で、継承アンスキと同じ2000加速アップかつ最速発動なので、逃げ勢の中でも火力高め。これとキタサン固有の継承勝ち鬨を組み合わせれば合計3000加速になるので、終盤加速としては十分な火力を叩き出せます。
かつ、このウマ娘の強みは覚醒スキルで「脱出術」「トップランナー」という強めの序中盤速度スキルを覚えられることと、これらの進化スキルに白スキル相当の1.5%回復がついてくること。今回は3000mなのでかなりスタミナが必要なコースなんですが、これによって必要スタミナをだいぶ補えるのはこのウマ娘の強みと言えます。
このように、中盤力もあって終盤加速も強いという総合力の高さが魅力。どこかに弱みがある他のウマ娘に比べて頭ひとつ抜けているなという評価になります。
2番手のウマ娘がアイネスフウジン【バレンタイン】、ミホノブルボン【バレンタイン】、キタサンブラックの3人といった感じ。ただ、これらについては以下のような感じで一長一短です。
- チョコネス、チョコボン:中盤力強い、終盤加速弱い
- キタサン:中盤力弱い、終盤加速強い
アイネスフウジンとミホノブルボンは中盤力が高い一方で終盤加速が「継承勝ち鬨+継承DoYa=加速1700」までしかいかないのが弱く、一方キタサンブラックは終盤加速は「本体勝ち鬨+継承DoYa=加速3700」と最も優れているのですが、中盤力の弱さでそもそも固有が出ない可能性があると、それぞれが弱みを抱えています。まあ、この辺の採用基準は好みにもよってくるし、プラチナ4の称号を狙うぐらいなら別にどれを選んでも良いかなという感じです。個人的にはチョコネスがおすすめ。
逃げウマ娘の目標ステータス
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
1500↑ | 1200↑+金回復1白回復1以上(金回復2以上推奨) | 1100↑ | 1000↑ | 1150↑ |
リーグオブヒーローズ(9月)用・逃げウマ娘の目標ステータスはこちら。育成シナリオは最新シナリオのL’Arcシナリオになります。
必要スタミナは1200以上+金回復1白回復1相当(7%)以上が目安。この辺は「円弧のマエストロ」+αとかでなんとかするイメージで、できれば3.5%回復がついてくる「ブチ☆アゲ↑バイブス」とかも仕込んでいきたいところです。この辺は、進化スキル分で3%回復するダンスウンス、固有で3.5%回復するチョコネス、固有+進化で3%回復するチョコボンの3人だとハードルが下がって楽になります。
細かいスタミナ計算については、↓のほぺさん作のスタミナ計算機を使用することを推奨します。マエストロなどの金回復が5.5%、通常の白回復(わずかに)が1.5%回復になります。
■スタミナ計算機
適性については長距離では非常に有効な長距離Sは必須。同じく、長距離で効果高めの逃げSもできれば努力目標で狙いたいですが、こちらは必須ではないです。
逃げウマ娘育成時の注意点
逃げを育てるなら逃げ2採用がおすすめ!
逃げを採用する場合は、こんな感じの逃げ2編成がおすすめです。というのも、現状の仕様でも単騎逃げが相変わらず弱く、逃げ2以上でないと十分にバ群を伸ばすことができずに逃げの強みが活かせないから。また、先行採用と逃げ2の相性が非常に悪いので、もし逃げ2を採用するなら相方は差し、もしくは追込にすることを推奨します。最も相性の良い相方は差しサクラローレル。
加えて、逃げを採用する場合は、相手の逃げとの競り合いに負けて3位以下で終盤入りすると下位行き一直線なので、あくまで相手との競り合いに安定して勝てるという前提のもとで採用しましょう。その意味では、強者側の人以外は逃げを採用すべきではないです。
終盤加速の「勝ち鬨ワッショイ!」「Do Ya Breakin!」が必須枠!
既におすすめウマ娘の箇所でも触れましたが、まず最速発動の終盤加速として「勝ち鬨ワッショイ!(キタサンブラック固有)」と「Do Ya Breakin!(ダンスウンス固有)」の2つが必須級となります。キタサンブラック採用とかであれば継承DoYaはなくてもいい説はありますが、基本的には両方採用していく形がおすすめです。
また、サブ加速として考えたいのが「登山家」と「垂れウマ回避」。これらによる終盤加速は安定するわけではないですが、加速弱めのチョコネスチョコボンにとっては発動するとかなり大きいですし、余裕があれば取っていきましょう。
序盤加速の基本形は「盤石の構え」+「先駆け」
序盤の加速スキルについては、SSRミホノブルボン(盤石)から「盤石の構え」を積む形がおすすめ。これに加えて「先駆け」をセットで積むのが基本形ですね。通常キタサンについては、「先手必勝」を自前で取れるので両積みの形もあり。ただし、「先手必勝+地固め」でも十分仕事はします。
ちなみに、SSRミホノブルボンを積めないチョコボンに関しては「先駆け+地固め」で諦めましょう。長距離は中盤も長いので、序盤加速弱めでもなんとかならないことはないです。
究極仕上げなら「バイブス」「脱兎」積み。他は中盤力高め構築で
もし、究極仕上げを目指すなら積んでいきたいのが「ブチ☆アゲ↑バイブス」「脱兎の先へ」の2つのスキルです。前者はSSRメジロパーマー(スピード)、後者はSSRメジロマックイーン(スタミナ)から入手できるのですが、これらは回復と速度アップを兼ね備えた壊れスキルなので、もし資産が許すならば狙っていきたい超上級者枠。採用の優先度は、くれるヒントスキル的に「パーマー>マックイーン」。
他は、3位以下になるとこの世の終わりなので、中盤力高めで行くのが良いでしょう。これに関してはいいつも通り「長距離直線◯」「長距離コーナー◯」あたりの効果高めのスキルを優先して積む感じで。とはいえ、余裕があれば終盤速度スキルも多少積んで良いかとは思います。
おすすめのサポート編成例
編成例1(スピ2スタ1賢さ2友人1)
編成例2(スピ3スタ1賢さ1友人1)
編成や青因子配分についての解説
推奨サポート編成の型は以上の通りで、スピ2スタ1賢さ2友人1、もしくはスピ3スタ1賢さ1友人1がおすすめ。この辺は所持サポートや所持因子に合わせてやりやすいほうを使うと良いかと。
ほぼ必須枠になるのがSSRミホノブルボン(盤石)。こちらは「盤石の構え」を取りたいのとヒントスキルで「急ぎ足」「登山家」などを積めるので、ほぼ固定枠。まあ今回に限らず、今後の逃げ育成についてだいたい最優先となる枠ではあるでしょう。
これらに加えて、資産があればSSRメジロパーマー(スピード)、SSRメジロマックイーン(脱兎)あたりを積めたら理想ですが、まあ大体の人はそんな資産ないので、スタミナ枠はSSRスーパークリークになるかと思います。あとはSSRマルゼンスキーとかですが、この辺を積むのに苦労するようなら、逃げ育成自体やめたほうが良いかも。
青因子に関しては、パワー賢さ因子多めが無難で、根性スタミナ因子あたりを添えるのもあり。特に、賢さ1育成をする場合は、賢さ因子がないと1200以上まで上げきるのに苦労するかと思います。
優先スキル一覧
以下、優先して積みたいスキルを表でまとめておきます。また、この中でも進化スキルにできるものは優先度を上げて選んで良いかと思います。
優先度S | 優先度A | 優先度B |
---|---|---|
勝ち鬨ワッショイ! | 長距離コーナー◎/○ | 内的体験(内弁慶) |
Do Ya Breakin! | 陣風円刃(逃げコーナー◎/○) | 最高峰の夢(想いを背負って) |
盤石の構え(地固め) | 弧線のプロフェッサー(コーナー巧者○) | 下り坂巧者 |
先手必勝(先駆け) | 烈風一閃(長距離直線◎/◯) | アガッてきた!(ペースアップ) |
右回り◎/○ | 逃げ直線◎/◯) | 一匹狼 |
秋ウマ娘◎/○ | ハヤテ一文字(直線巧者) | |
スタミナを補う各種回復スキル | お先に失礼っ!(遊びはおしまいっ!) | |
スリップストリーム | ||
尻尾上がり | ||
トップランナー(先頭プライド) | ||
脱出術(急ぎ足) | ||
影打 | ||
ブチ☆アゲ↑バイブス | ||
脱兎の先へ | ||
快速 | ||
登山家 | ||
垂れウマ回避 | ||
ネバーギブアップ |
さいごに
さて、ここまでリーグオブヒーローズ(9月)用・逃げウマ娘育成論について書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
あくまで上級者向きの脚質で、資産が少ない人は逃げなしの編成がおすすめですが、上級者が使えば間違いなく強い脚質。今回は色々考えたり試走したりしましたが、逃げ2ローレルの構成が王道構成になりそうだなあという感触です。ガチりたい方はとりあえず逃げを使っていきましょう。
今回はそんな感じです。それではまた。