こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「『カプリコーン杯』・先行ウマ娘勢にファインモーション殿下が新たに台頭! 何が強いのかを解説していく」です。『カプリコーン杯』関連のメタゲームについては、概ねここまでの記事で解説した通りに動いてきているんですが、書いていない要素として、ここ最近の「新勢力・短距離ファインモーションの台頭」があります。
先日書いたメタレポートでは決してまだ使用率は高くないんですが、確かに性能自体はトップクラスに高いのは事実で、チャンミ先行ウマ娘の中では、先行勢トップのヒシアケボノやスーパークリーク(ハロウィン)に対抗できる存在と言っても過言ではないです。
そんなわけで、今回は『カプリコーン杯』におけるファインモーションについて解説していきたいと思います。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
短距離F→Aへの魔改造が必要だが、補正が優秀!
改めて、ファインモーションの能力値を置いておきますが、なんと短距離適性はF。そして、継承を経由しないで上げられる適性は4段階が限界なので、一旦短距離F→Bにした後に、継承でA以上にすると魔改造が必要になります。
そして、短距離F→Bにするのに必要な短距離因子は★10個分。それらを最低限用意した上で、カプリコーン杯必須の「登山家」や先行ウマ娘に覚えさせたい「ぐるぐるマミートリック♡」も必須要件になってくるので、ぶっちゃけかなりハードルは高めです。決して、万人におすすめできるチョイスではないですね。
ただし、その反面で成長補正が非常に優秀。正直、パワ15賢さ15の補正は先行ウマ娘の中では最強クラスで、これらの必要なパラメータを盛りやすいのは明確な長所と言えます。
先行運用なら、バクシンの上位互換に近い固有スキルが強い
今回のファインモーションの強さのキモとなるのは、固有スキル「Fairy tale」の存在です。
この固有スキルの発動条件は「走行距離が50%以上、順位が2位以下かつ上位40%以内で、他のウマ娘と競り合った時間が2秒以上」で、チャンミだと2~4位で発動になるんですが、カプリコーン杯の「先行」運用なら、発動条件がほぼ同じで1~3位発動のサクラバクシンオーの固有スキル「優等生×バクシン=大勝利ッ」より発動しやすいです。
ちなみに、今回サクラバクシンオーがヒシアケボノに劣る点は、「固有スキルの不安定さ」です。固有スキルが発動すればバクシンオーもボーノに負けず劣らず強いんですが、3位以上で競り合いという条件がややハードルが高く、その点でヒシアケボノが安定感で勝っています。
一方、ファインモーションは2~4位の発動の分、バクシンオーより発動のハードルが下がっている(先行が1位でいることは中盤ではほぼないため)ので、先行運用なら固有スキル面でバクシンオーより上で、ヒシアケボノに対抗できる存在と言っても過言ではないです。この固有スキルの強さが、ファインモーションを採用する最も大きな理由となります。
「先行コーナー○」「真っ向勝負」をイベントで取れる
また、ファインモーションの長所としては、育成イベントで強スキル「先行コーナー○」「真っ向勝負」を覚えられる点が挙げられます。他の多くの候補ウマ娘だと、サポートカードやアオハル爆発を経由しないと覚えられないので、自前で調達可能なのは単純に強いですね。
サポカのSSRファインモーションを採用できないのには注意
ここまで長所ばかり挙げてきましたが、最大の短所と言えるのが、最強の賢さサポート・SSRファインモーションを使用不可能なこと。他にも強い賢さサポートを持っていないと、サポート編成の面で足を引っ張られてしまいます。そういう意味では、賢さサポートが潤沢な人向けと言えるかもしれません。
まとめ:魔改造は大変だが、かなり強い。資産がある人向け
さて、ここまで『カプリコーン杯』でのファインモーションの強さを書いてきましたが、まとめると「魔改造する価値はかなり高い。ただし、どちらかというと資産がある人向け」です。既に書いたように、短距離因子が★10個必要で、かつ「登山家」「ぐるぐるマミートリック♡」が必須な上にSSRファインモーション以外の賢さサポートも欲しいとなると、ぶっちゃけかなり大変。
できればハロウィンクリークは親として自分で持っておきたいし、手持ちの資産次第ではバクシンオーを育てたほうが普通に強いケースはぜんぜんあることには注意。ただ、強く育てる条件が揃っている方ならば、先行勢トップクラスの働きをするウマ娘の一角になり得る存在と言えるので、魔改造を頑張る価値は大いにあるでしょう。
今回はそんな感じです。それではまた。