こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「新ウマ娘・ファインモーションの固有スキル発動条件と性能解説」です。
先日12/14のアップデートによるガチャ更新で、ウマガチャでは新たに新ウマ娘・ファインモーションが登場。サポートカードのほうのSSRファインモーションは賢さサポート最上位の超有能サポートなので私もよくお世話になってるんですが、なんとそっちの復刻ピックアップよりウマ娘の実装が先に来てしまいました。
当然、この娘にはサポカファインは使えないんですが、果たしてそんな本体ファインモーションの性能は如何ほどのものなのか? 今回も恒例の性能とか固有スキルの発動条件とかの話をしていくので、ぜひガチャを引きにいくかどうかの参考にしていただければ幸いです。
成長補正と習得スキル
成長補正と各種スキル
成長補正はパワ15賢さ15。ファインのような先行ウマ娘にとっては、パワーと賢さともに重要なステータスと言えるので、成長補正はかなり優秀と言って差し支えないかと思います。まさに欲しいところをしっかりと押さえている感じで、好評価。
覚醒Lvアップスキル
必要覚醒Lv | 解放スキル |
---|---|
覚醒Lv2 | |
覚醒Lv3 | |
覚醒Lv4 | |
覚醒Lv5 |
覚醒Lv3は「スピードスター」。終盤に発動する速度スキルですが、基準持続時間が1.2秒で短く、そんなに強くないスキル。覚醒Lv5で覚えられる「決意の直滑降」は下り坂で発動する加速スキルで、極一部のかなり強く使えるコースがあるものの、それ以外ではあまり意味なしというピーキーなスキル。取得コストが低いので、競技場スコア稼ぎ用としては悪くないかも。強く使えるコースについては、この後の項で解説します。
他では、覚醒Lv4の「右回り○」はスピードアップかつ右回りのコースは多いですし、比較的汎用性が高く使いやすいスキル。総合的には中堅クラスの覚醒スキル群という評価です。
「決意の直滑降」は京都2000m、京都2200mで終盤加速として有効!
先ほど話した「決意の直滑降」は、ファインモーションが実際にG1を勝っている京都2000m(秋華賞)と京都2200m(エリザベス女王杯)のコースで終盤加速として使えます。これらのコースでは、終盤に入る少し前に下り坂があってそこで発動するため、加速効果を終盤まで持ち越せるというパターン。スコーピオ杯のタイキシャトルみたいな感じですね。
一応、中山1200mでも最序盤の加速に使えるんですが、そっちでは短距離Fなので出番はなさそう……。そんなわけで、京都2000mか京都2200mのチャンミでは猛威を振るう可能性があることは覚えておきましょう。
固有スキル「Fairy tale」の発動条件と効果
■発動条件
走行距離が50%以上、順位が2位以下かつ上位40%以内で、他のウマ娘と競り合った時間が2秒以上
■効果
最高速度アップ(大)
■解説
ファインモーションの固有スキル「Fairy tale」は最高速度アップの固有スキル。条件的にはサクラバクシンオーの「委員長×バクシン=大勝利ッ」とかなり近く、違うのは順位条件だけ。向こうが1~3位なのに比べて、こちらは2~4位(チャンミの場合)となり、より先行ウマ娘向けの順位条件になっていますね。ただ、逃げで安定して発動できるバクシンと比べると、多頭逃げで発動しづらかったりと他のウマ娘に左右されるので、やや評価は落ちるか。
とはいえ、有効発動区間がレース後半部分と長く、先行ウマ娘は競り合う機会もそこそこあるので、見た目以上に発動を期待できる優秀な中盤速度スキルといえます。先行ウマ娘は中盤早めに前に出たいので、脚質と噛み合ったスキルといえるでしょう。
継承時の相性
継承の相性値については、真ん中やや下ぐらいの相性値。2021/12/16現在だと、アグネスタキオンやセイウンスカイ、エイシンフラッシュあたりと近い合計相性値です。詳細が気になる方は↓のmee1080さんの相性表などでご確認ください。
■ウマ娘相性表
ファインモーションの総合評価
成長補正:★★★★★
覚醒スキル:★★★☆☆
固有スキル:★★★☆☆
継承相性:★★★☆☆
総合評価: ★★★☆☆~★★★★☆
さて、そんなわけで、新ウマ娘・ファインモーションの評価ですが、「総合的になかなか優秀だが、先行で確実に活かせる終盤加速が『決意の直滑降』ぐらいしかないので、それを活かせる京都2000mと京都2200mに特化したウマ娘」です。
成長補正も優秀でなかなか有能感はあるんですが、先行ウマ娘は終盤加速をどこで確保するかが重要になってくるので、チャンミだと「決意の直滑降」を終盤加速で活かせる京都2000m、もしくは京都2200m専用機的な扱いになりそう。これらのチャンミは秋華賞やエリ女モデルであることを考えると来年秋あたりに来そうなので、それ待ちという気の長い話になるかもしれません。
また、パワ賢さ補正は評価を盛りやすいので、チーム競技場ではけっこう強そう。その両面を考えると、中の上ぐらいの強さはあるので、引くもまたありかなぐらいの評価ですね。
今回はそんな感じです。それではまた。