こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「2.5周年だし、これまでのガチャの歴史を振り返る! ~URAシナリオ編~」です。新シナリオがやってくるまでまだけっこう時間があるので、せっかくの良い機会とばかりにこれまでのガチャを振り返る企画記事をやっていこうということで。
というわけで、今回はURAシナリオ期間のガチャの歴史をお送りしていこうかと思います。
URAシナリオ期のガチャ史(2021年2月~2021年8月)
最初期から実装されていたガチャ産キャラ&SSRサポート
最初期のガチャから実装されていた面々は↓のリストになります。
■キャラ
- スペシャルウィーク
- サイレンススズカ
- トウカイテイオー
- マルゼンスキー
- オグリキャップ
- タイキシャトル
- メジロマックイーン
- シンボリルドルフ
- ライスシャワー
- ゴールドシップ
- ウオッカ
- ダイワスカーレット
- グラスワンダー
- エルコンドルパサー
- エアグルーヴ
- マヤノトップガン
- スーパークリーク
- メジロライアン
- アグネスタキオン
- ウイニングチケット
- サクラバクシンオー
- ハルウララ
- マチカネフクキタル
- ナイスネイチャ
- キングヘイロー
■SSRサポート
- SSRスペシャルウィーク
- SSRサイレンススズカ
- SSRトウカイテイオー
- SSRゴールドシップ
- SSRウオッカ
- SSRエルコンドルパサー
- SSRセイウンスカイ
- SSRタマモクロス
- SSRファインモーション
- SSRアイネスフウジン
- SSRウイニングチケット
- SSRエアシャカール
- SSRゴールドシチー
- SSRサクラバクシンオー
- SSRスーパークリーク
- SSRスマートファルコン
- SSRニシノフラワー
- SSRビコーペガサス
- SSR駿川たづな
こうやって見ると、SSRサポートはSSRファインモーション、SSRスーパークリーク、SSRビコーペガサス、SSRサクラバクシンオーなど、かなり強めの面々が最初期からいますね。逆に、あの超絶高性能のファインと逆の意味で超絶性能のシャカさんが唯一の賢さSSRとして同居してしまったのは、「どうしてこうなった」感がすごい。
また、黎明期の当時はスピードを上げてるだけで勝てるサクラバクシンオーが星1のくせに強いとかそういう話題も盛り上がりましたね。他には、ひたすらハルウララをレースに出しまくってマニーを稼ぐハルウララ金策とかも話題になりました。
牧歌的だった初期のピックアップ
最初期ガチャの後、初のピックアップガチャとしてテイエムオペラオー/SSRオグリキャップガチャがリリース。このガチャのSR枠であるSRスイープトウショウは当時のスピードSR最強枠でした。
世の中完凸SSRをいきなり揃える富豪ばかりなわけはないため、しばらくはSR完凸勢で頑張るトレーナーが多数で、今後SRスイープはかなり長い間愛用される存在となります。筆者も、このSRスイープトウショウには長らくお世話になりましたね。
その後に、ミホノブルボン/SSRツインターボガチャ、そしてビワハヤヒデ/SSRメジロパーマーガチャが相次いでリリースされます。SSRツインターボは当時のアニメでの人気もあってかなり話題性が高かったのですが、ビワハヤヒデはアニメ「ウマ娘2nd Season」のラスボス的なキャラにもかかわらずあまりにも弱すぎて全姉貴ファンが涙。
SSRメジロパーマーもこの時は「野良イベで出てくるのが交通事故」と言われるほどイベントが弱かった上に、当時役立たずの根性サポートだったため、このハヤヒデパーマーガチャは史上最弱ガチャの有力候補と言っても過言ではないです。ただ、このリリース初期はアニメも同時放映されていてコンテンツにめちゃくちゃ勢いがあったため、そんなガチャでもセルラン1位を連発していました。
黒船襲来・SSRキタサンブラック
しかし、それだけ牧歌的だったハヤヒデパーマーガチャの直後に突然の黒船襲来。当時プレイしていた全ウマ娘トレーナーがご存知であろうTVアニメコラボガチャことSSRキタサンブラック/SSRサトノダイヤモンドガチャが実装されてしまいます。
このSSRキタサンブラックは「プランナーが酔っ払いながら居酒屋で能力をつけたんじゃないか」と疑うほどの超絶高スペックで、「このガチャを引かずしていつ引くのか」というレベルの覇権サポートでした。当時の筆者はそこまで重課金をするつもりはなかったのですが、周りの友人らが完凸まで突っ張っていた流れもあって、「このビッグウェーブに乗るしかない!」と十数万課金をしてしまうことに。この時から自分の沼課金トレーナー人生は始まったと言っても過言ではありません。
キャラガチャのテイオー&マックイーンはそこまで性能は高くなかったのですが、アニメ人気も相まってこちらのガチャもたくさん回ったため、両方合わせてウマ娘史上最高クラスの売上を叩き出しました。当時は毎日セルラン1位を連発してましたし、今思うとこの時が盛り上がり的に全盛期だった気がします。
地味に強かったGW(ゴルシウィーク)期ガチャ
キタサンの後ということもあり、その直後のガチャはだいぶ大人しめ。とはいえ、カレンチャンはキャラ人気は高めでしたし、このガチャもけっこう回って未だセルラン1位をキープしていました。
一方、「ノンストップガール」が当時ハチャメチャに弱かったこともあって、SSRユキノビジンはだいぶハズレ寄りのサポートではありましたね。後になってノンストが上方修正されて化けるんですが。
この後に来た4月末~5月上旬のGW期間ガチャが何気にかなりの強ガチャでした。
まず、4月末にきたキャラガチャでは、今に至るまで現在進行形で暴れ続けているナリタタイシンが実装。しばらくは「迫る影が固有」とか散々な言われようでしたが、実際の固有スキル「Nemesis」も後々のバランス調整で強化されたことにより、全ウマ娘中屈指の高性能追込キャラとして活躍し続けています。恐らく、こんなに強いナリタタイシンがいるゲームはウマ娘以外には存在しないでしょう。
サポートとして実装されたSSRヤエノムテキも当時は超優秀な強サポ。競馬ファンが名前だけ見るとナリタタイシン/ヤエノムテキガチャはネームバリュー的に弱そうですが、このSSRヤエノムテキもこの後しばらくは第一線の超優秀サポートとして活躍し続けました。チームレース的にもヒントをLv5でもらえる点がとにかく強く、当時のランキングのウマ娘にはほぼ採用されていたはず。
さらに、GW(ゴルシウィーク)真っ只中の5月初旬には、しばらくの間強逃げウマ娘として活躍するスマートファルコンが実装。当時はそもそもチームレースのダート部門で使えるウマ娘が極端に少なかったので、その意味でも重宝しました。
加えて、初の復刻ガチャとして、当時最強クラスのサポートだったSSRスーパークリーク/SSR駿川たづなガチャが登場します。特に復刻のほうはかなりの引き得ガチャで、この時期ではキタサンガチャに勝るとも劣らぬ屈指の強ガチャだった気がしますね。ただ、まだキタサンガチャから1ヶ月しか経っていない時期だったので、ガッツリ引ける人もそこまで多くはなかった雰囲気。
逃げウマ娘界に激震!? 「アングリング×スキーミング」登場
その後の5月ガチャですが、中旬についに満を持してナリタブライアンが登場。今思うと性能的にはめちゃくちゃ強いというほどではなかったですが、史実馬の人気の高さもあって回している人はけっこう多かった記憶があります。
一方、サポガチャのほうはSSRサクラチヨノオーで、前2つのガチャと比べると、サポートパワー的にはだいぶ落ちる内容でした。
次の5月末に来たのが、恒例となるストーリーイベント合わせの花嫁ガチャがやってきました。嫁マヤノはかわいい。
このガチャ自体は性能的にはちょっとイマイチな感じで、チーム競技場的にSSRカワカミプリンセスが強いぐらいでした。このサポートは、以降のチーム競技場ランキングの採用サポートとして、常連的な存在になってきます。
そして、6月初旬にきてまた突然の強ガチャ登場。逃げウマ娘界、というよりウマ娘界に革命を起こす固有スキル「アングリング×スキーミング」の持ち主・セイウンスカイが実装されました。今でも十分強いんですが、ろくな終盤加速がない当時においては明らかにイカれた性能の固有スキルだったので、この後かなり長い間チャンミで逃げウマ娘がブイブイいわせる「大アンスキ時代」がやってきます。
一方、復刻ガチャに関しては5月初旬のそれに比べてだいぶおとなしい内容。思えば、この時期の復刻は最近に比べるとだいぶ穏やかな復刻ガチャが多めでしたね。
ウマネスト、そして水着マルゼンスキー
アンスキ登場で騒然としたガチャの後は、再びだいぶおとなしいガチャに。ただ、このガチャはSRスピサポ界隈ではスイープと並んで強かったSRシンコウウインディが微課金的には熱かったですね。まだこの頃はSR完凸で頑張っている人が筆者を含めてかなり多かった時代でもあるので。
6月末には、なにかと話題になったウマネスト合わせのガチャが登場。このガチャに関しては、SSRセイウンスカイ(賢さ)が比較的強いぐらいだったと思います。SSRナイスネイチャ(賢さ)が実装されるまでは、賢さサポートでは2番手の立ち位置だったはず。
後々になってヒーラーグラスの固有スキル「ゲインヒール・スペリアー」が上方修正されて再評価されたりもするんですが、それはかなり後の話。
その後に登場したガチャはだいぶおとなしめで、当時の根性サポートの弱さを考えるとこれも史上最弱ガチャ候補。根性ライアンは根性サポートが強くなった後も微妙な立ち位置でしたし、そういう意味では後からの強化幅的にハヤヒデパーマーガチャのほうがマシかも。
フジキセキに関しては、すごく速度固有でリリース直後はちょっと話題になりましたが、実際にはそもそも固有が全然出てくれないので、性能的には今ひとつな感じでした。
7月中旬にはビジュアルが良いゴールドシチー、復刻でSSRニシノフラワーとSSRウオッカが登場。この復刻はどちらも初期のリセマラ候補上位だったので当時そこそこ話題になった記憶がありますが、SSRニシノフラワーは当時0.9秒しかない金スキル「ハヤテ一文字」の弱さなどから有識者の間ではだいぶ評価が落ちていたし、SSRウオッカも金回復スキル「好転一息」が暴発して無効回復になりがちなことが既に周知されていたので、5月のクリークたづなガチャに比べるとややパンチ力に欠ける復刻ではありましたね。
今や「ハヤテ一文字」は3秒になって効果時間が3倍以上になり、「好転一息」は安定金回復に上方修正されましたが、それはまだここからかなり後の話。
そして、7月末には訓練されたサイゲユーザーの中では有名なサイゲの水着ガチャが登場します。
この水着ガチャの当たりは、ここからしばらくの間最強ウマ娘として君臨し続ける水着マルゼンスキーで、セイウンスカイから継承したアンスキを片手に、翌年の水着ガチャがリリースされるまで縦横無尽にチャンミで暴れまくります。筆者も最初は様子見だったんですが、ルムマで水マルの強さを体感して慌てて引きに行った記憶がありますね。
とはいえ、水マル以外のキャラサポカの性能は全体的にイマイチなガチャ。そのため、キャラガチャで水マルだけ引いておけば困らないガチャともいえました。
新シナリオ直前の刺客・SSRナイスネイチャ
水着ガチャの次に登場したのはメイショウドトウ。終盤の早い段階で発動し得る速度加速複合スキルだったので出た当初はちょっと話題になりましたが、結局追い抜き条件が厳しすぎるということで、最終的にはやや微妙寄りの評価に落ち着いた感がありますね。
復刻ガチャはSSRスペシャルウィークとSSRトウカイテイオー。SSRトウカイテイオーは当時は強サポ寄りの立ち位置でしたが飛び抜けて強いわけではなく、さらに8月末に新シナリオのリリースも予告されていましたし、「さすがに今このガチャは引けないなあ」という感じでしたね。新シナリオ前にゴリゴリに石を貯金していたので、新シナリオのガチャで一気にまくろうというプランを立てていました。
しかし、「そうは問屋がおろさんぞ」とばかりに、新シナリオ直前の最後のガチャで突然の強サポ登場という無慈悲な現実。この後、クライマックスシナリオ終了まで長きにわたって活躍しつづけるSSRナイスネイチャがここで実装されました。筆者は結局歯を食いしばってここは我慢するんですが、かなり長きにわたってネイチャ難民で困らされましたね……。まあ、新シナリオガチャも新シナリオガチャですごく強かったので、耐えはしたのですけども。
エイシンフラッシュについては、好きな人は引いていましたが、なくても特に困らない性能ではありましたね。ただ、賢さが伸びやすく、成長補正的にチーム競技場で強かった記憶があります。
というわけで、ここまでが「ガチャの歴史を振り返る ~URAシナリオ編~」でした。次回は「アオハル杯シナリオ編」で記事をお送りしていこうかと思います。それではまた。