こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「レース中に発生する『位置取り争い』『追い比べ』についての解説」です。この根性が関わる2つの状態変化ですが、今までちゃんと記事として触れたことがなかったので、復帰者も多いであろうこのタイミングで改めて単体の記事で解説しておくことにしました。
というわけで、以下に記していきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
「位置取り争い」は根性が高いほど速度+消費体力が上がる！
「位置取り争い」は逃げウマ娘の序盤に1度だけ発生することがある状態変化です。具体的には、序盤の150m地点を通過した後にこの状態変化が発動するようになり、位置取り争いの状態になっている間は速度と消費体力が上がります。
そして、この位置取り争いですが、根性が高いほど位置取り争い中の時間が長くなるので、この位置取り争いの持続時間分で根性が高いほど序盤のハナ取り争いが有利になるという仕組みになっています。そのため、逃げウマ娘がハナ取り争いを制するためには、根性をできるだけ上げたほうが良いという話になりますね。
また、位置取り争い中に掛かりが発生した場合は、通常時に比べて大幅に体力を消費します。スタミナが十分に足りているはずなのにスタミナ切れで垂れていく場合は、この位置取り争い+掛かりが悪さをしていることが多い。
加えて、大逃げの位置取り争いについてですが、大逃げは位置取り争い時の消費体力も通常の逃げより大きく、位置取り争いが長くなってしまうとかなりの量の体力を消耗してしまいます。そのため、もし位置取り争いをしても最後までスタミナが耐える大逃げを作る場合は、根性をあまり盛りすぎないほうが耐えやすくなります。
以上の要点をまとめると……、
- 「位置取り争い」中は速度と消費体力が上がり、根性が高いほど位置取り争いの時間が長くなる
- 「位置取り争い+掛かり」になると体力を大量消費してスタミナ切れになりやすい
- 大逃げは位置取り争いの消費体力が大きいので、最後までスタミナが耐える大逃げを作る場合は、根性を低くしたほうがスタミナ切れになりにくい
って感じです。特に、一番下は大逃げを作る時には知っておくとちょっとお得な知識。
「追い比べ」は速度と加速力が両方上がる状態！
「追い比べ」は最終直線で、順位が上位50%以内(チャンミ1～5位)、で速度差が離れすぎていない状態で残り体力が15%以上、他のウマ娘と2秒以上競り合った場合に発動する状態変化です。この状態になった時に、速度と加速力がアップします。
そして、この速度アップと加速力アップの効果量は根性の高さに依存するため、根性が高いほど追い比べ時に強くなります。
終盤加速としてもコースによっては有効で、例えば終盤入りと最終直線入りが同時の中京芝1200mでは終盤加速として貢献しやすいです。ただ、発動まで必ず2秒以上かかるため、最速で発動するわけではないことは覚えておきたい。
要点をまとめると……、
- 「追い比べ」が発生した時には、根性が高いほど相手との競り合いで勝ちやすい
- 終盤入りと最終直線入りが近いコースだと、終盤加速として貢献することもある
- ただし、「追い比べ」は最速でも最終直線入りから2秒後の発動になるため、追い比べによる終盤加速は最速発動の終盤加速にはならない
って感じで、このぐらいに理解しておけばあんまり困ることはないと思います。もちろん、競り合いに勝てるかどうかは他のスピードとかのステ次第でもあるんですが。
今回はそんな感じです。それではまた。
