こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「10月チャンピオンズミーティング『ライブラ杯2022』阪神芝1600mのコース解説とおすすめウマ娘Tier表」です。昨日2022/9/22(木)に唐突にいつもより早い発表があり、阪神芝1600mのマイル戦で確定しました。
そんなわけで、以下コース解説とおすすめウマ娘Tier表をお送りしていきます。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
「ライブラ杯2022」コース解説と重要スキルの紹介など
コース図と要点
最速発動の終盤加速はアンスキ、つぼみなどの終盤コーナー加速
今回の最速となる終盤加速は、終盤コーナー加速の「アングリング×スキーミング(セイウンスカイ固有)」「つぼみ、ほころぶ時(ニシノフラワー固有)」「レッツ・アナボリック!(メジロライアン固有)」あたりになります。いつものパターンですね。
また、「彼方、その先へ…(メジロドーベル固有)」は今回有効な終盤加速とはならないので注意。
「ヴィクトリーショット!(タイキシャトル固有)」は本体固有のみ有効です。継承固有だと効果時間不足でイマイチなので注意。あとは、加速の効果量こそ低めですが、「Best day ever(ファインモーション【花嫁】固有)」も最速発動が狙えます。
「決意の直滑降」が今回加速ガチャで熱い!?
また、今回は加速ガチャで「決意の直滑降」が熱いのは見逃せません。下り坂のゾーンがちょうど終盤開始地点前後とかぶっているので、上振れれば強い。SSRニシノフラワー(賢さ)を編成に積めば取れるスキルなので、先行をやる場合は必ず持っておきたいスキルですね。
あとは、「鍔迫り合い」を積みつつ、「つぼみ、ほころぶ時」と組み合わせて加速ガチャするのはけっこう強そう。確率は高くないですが、上振れたら強い「曲線のソムリエ」あたりも余裕があったら積んでも良さそうです。その意味では、今回は先行にとっては追い風の環境と言えますね。
終盤接続/終盤加速からの「電光石火」コンボで後方脚質もチャンスあり
加えて、今回はSSRダイイチルビーから取れる「電光石火」の登場にも注目。これによって、今までは割と不遇寄りだった後方脚質にも追い風が吹いています。
特に、これを発動するトリガーとなる固有「ときめきが呼ぶほうへ」を持っているというだけで、メジロドーベル【夏】の価値が大幅に上がりました。あとはバンブーメモリーの固有「熱血!!風紀アタック」とも相性が良いので、その辺との組み合わせも熱い。今回の台風の目となりうる金スキルですね。
「下校の楽しみ→ミラクルラン」でも終盤接続が可能!?
そして、なんと今回は「下校の楽しみ」起動での「聖夜のミラクルラン!」が終盤接続します。終盤に加速も多少乗るので、前述の「電光石火」とのコンボも狙いやすいのが熱い。追込D→Aへの改造に加えて「下校の楽しみ」を取らなければいけないというのがハードル高めですが、やる価値があるぐらいの強さではあります。自分は間に合えば追込クリオグリ出すかも。
逃げは以前の環境よりは向かい風。加速が増えた先行差し追込に追い風か
これまでのマイル環境はとにかく「逃げ」が強かったですが、今回は「先行」「差し」「追込」が使える加速が以前より多め。そのため、これまでのマイルチャンミに比べて「先行」「差し」「追込」が強くなっています。
「逃げ」は継承アンスキだけだと加速が不足気味なので、追加の加速として「逃亡者」を積んだり、セイウンスカイの本体アンスキを使うなどしたい。その意味では、今回の「逃げ」はジェミニ杯の時ほど「とりあえず出しておけ」と手放しにはおすすめできません。育成ハードルが高めなことに加えて「大逃げ」に潰される可能性もあるので、今回は「逃げ」の立ち位置はやや悪めかなという予想です。
「ライブラ杯(第2回)」条件で機能する緑スキル
今回の「ライブラ杯(第2回)」条件で機能する緑スキルは以下となります。(コースそのものや季節天候、バ場状態を見るもののみピックアップ)
- 「右回り◎/○」
- 「初嵐」
- 「秋ウマ娘◎/○」
- 「阪神レース場◎/○」
- 「根幹距離◎/○」
- 「良バ場の鬼」
- 「良バ場◎/○」
- 「曇りの日◎/○」
グラライ育成でスピ上限突破&距離Sを目指す
育成シナリオは、前回と同じくやはり最高速度を盛れる「グランドライブ」がおすすめ。特に今回は要求スタミナが少ない分、スピードも盛りやすいです。きっちり1600まで盛りつつマイルSを取ることを意識したいですね。もちろん、「右回り◎/○」「秋ウマ娘◎/○」あたりのスピードを上げる緑スキルもともに積みたい。
コース補正は「パワー」。意識せずとも条件は満たせそう
今回の阪神芝1600mのステータスによるコース補正は「パワー」です。パワーが301/601/901以上でスピードボーナスがつきますが、まあ普通にやってれば達成すると思うので、そこまで意識しなくても大丈夫です。
「ライブラ杯」おすすめウマ娘Tier表とざっくり解説(10/1更新)
上図が2022/9/23時点でのライブラ杯2022おすすめウマ娘Tier表になります。以下、Tier表に触れつつ各脚質の解説をしていきます。
逃げ
先ほどちらっと触れたように、今回の「逃げ」はこれまでのマイルチャンミに比べると立ち位置が厳しめ。理由は、他脚質の加速が増えたことと、「グランドライブ」で大逃げが育成可能なことに伴い、より強い大逃げを作りやすくなり、「大逃げ」を「逃げメタ」としてより採用しやすくなったためです。相手に大逃げを出されて蓋をされるだけで負けかねないので、逃げで頑張るのはリスクも高い。
もし逃げを採用するなら、逃げ少なめ読みでの本体アンスキの火力が高いセイウンスカイがおすすめ。次点で総合的に強いミホノブルボン【バレンタイン】あたりでしょうか。ただ、本体アンスキを用いないなら、継承アンスキに加えて「逃亡者」などで加速を水増しする必要があるので、育成ハードルは高めです。
また、「大逃げ」サイレンススズカについては、勝てる大逃げを作るのがそもそも難しそうなので、修行僧志望とかでなければ、あくまで逃げメタぐらいに考えておいたほうが無難かと思います。
先行
「先行」は今回かなり熱い脚質。既に説明したように、今回使える加速が全体的に多めで、加速ゲーを制するのに向いているからです。ニシノフラワー固有の「つぼみ、ほころぶ時」を継承固有で用いつつ、「決意の直滑降」「鍔迫り合い」「曲線のソムリエ」あたりでどこか上振れろ系加速ガチャをしていきたいところ。
中でもとりわけ強力なのは、本体固有つぼみと「決意の直滑降」があるニシノフラワー、本体固有ならば「ヴィクトリーショット!」が有効なタイキシャトル、「Best day ever」を終盤加速として使えつつ「鍔迫り合い」を自力で取れるファインモーション【花嫁】あたりでしょうか。勝ちにいくならこの辺から選ぶのがおすすめですが、加速さえ積めば誰でも勝機はありそうなので、趣味で選ぶのもまたあり。Tier表に載っけた中で、脚質が先行っぽいのはだいたい先行想定です。
また、つぼみが競り合いが発生しないと発動しないので、先行を使うなら自前で先行を2人以上出したほうが安定しやすいかと思います。
差し
差しは「電光石火」の追加が追い風。アナボ以外でも終盤加速の最速発動を狙いやすくなったので、純粋に「電光石火」の発動を狙いやすいメジロドーベル【夏】、「電光石火」の発動を狙えつつ固有の追い抜きが発動したらすごいバンブーメモリーあたりが差しの有力候補になるかと思います。ただ、バンブーメモリーは「強攻策」が使える追込のほうが良いかも。
ただ、前に出すぎると逆に追い越し対象がいなくなるなんてこともあるので、多少ブレがある点には注意。前より確実性は上がりましたが、相変わらずハマれば強い系です。
追込
追込勢では恐らくクリオグリ魔改造が最強です。既に触れた「下校の楽しみ」起動のミラクルランから「電光石火」を狙う形ですね。夏ドーベルと違って、ミラクルランの加速も多少は生きるので単体でもそこそこ仕事する。正直「またお前か」感じは否めませんが、今回はだいぶ普段の構築とは変わるので、ある意味新鮮ではあります。固有用の回復を兼ねた「慧眼」で地味にデバフも積むということも可能です。
あとは既に触れたバンブーメモリーを追込で起用する形やナリタタイシンで固有からの「電光石火」を狙う形などでしょうか。基本はどの育成でもSSRダイイチルビーに頼ることになりそうです。
さいごに
というわけで、「『ライブラ杯2022』のコース解説とおすすめウマ娘Tier表」は以上になりますが、いかがだったでしょうか?
先行が強いという意味では、ある意味「レオ杯」を彷彿とさせますが、「レオ杯」に比べると先行以外の脚質もだいぶやれる寄りなので、あえて趣味に走ってみるのもまた一興かもしれませんね。ちなみに私は今のところは「ニシノフラワー/タイキシャトル/追込クリオグリ」で挑もうかなと考えています。
今回はそんな感じです。それではまた。