こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「適性Gの戦法でもレースで勝てるのか?」です。逃げ以外の戦法だと馬群にのまれるという運負けがたまにあるので、適性がCとかでも逃げをあえて選ぶことがあるんですが、これがかなり勝率が良いんですね。距離適性とか芝ダート適性が低いとレースにかなり負ける印象があるんですが、脚質適性は実はそんなに影響してないのではないか説。
そこで、今回は「逃げGのウマ娘で全目標レースを逃げてもURAシナリオをクリアできるのか?」を検証したいと思います。
今回使用するウマ娘はチケゾーことウイニングチケット。1回才能開花済みの☆2ですが、シナリオの難易度的にもけっこう難しいほうな上に、本人はバリバリの差し馬です。こなす距離もそこまで逃げ有利っぽくはない中長距離なので、実験台としてはちょうど良さげ。
因子とサポートデッキ
因子はスピード☆3が1つ、スタミナ☆3が3つ、パワー☆3が2つと、長距離適性をAに上げています。先行もついでのようにAに上がってますが、どうせ全レース逃げるので飾りです。
サポートデッキはスピ2スタ2パワー2のバランス型でこんな感じ。普通に差しのチケゾーを育てる時と同じ編成で、タマモの迅速果断とか覚えてもシナリオクリアには何の役にも立ちませんが、「差し脚質の育成の時に、レースでだけ逃げを選ぶ価値があるのか?」も検証のテーマの1つなので、とりあえずこれでやります。
いざ育成開始! 結果は…?
というわけで、育成開始です。普通にいつも通りの流れで育てつつ、メイクデビュー戦へ。
チケゾーはパワーの伸びが+20%なので、デビュー戦前にはだいぶパワーに寄ったパラメータになりました。逃げの戦法とまったく噛み合ってないんですが、そんなことは気にしないパワープレイでいざレースへ!
危なげなく勝利。「まあさすがにメイクデビュー戦はね」ということで、目標レース通りにホープフルSへ。サポートの集まりがパワーにだいぶ偏っていたので、レース前にはパワーだけD+(380)とますますパワー偏重になっていたけど、気にしない。
さて、初G1出走となるホープフルSの結果は……?
スタートで盛大に出遅れかまして2着。まあ出遅れあって2着ならギリギリ良しということにしときます。
その後も、やたらパワートレーニングに人が集まったせいで、パワーだけC(472)という全く逃げ適性がなさそうなステータスで弥生賞へ。
着差は僅差になったものの、なんとか1着になり、皐月賞へとつなぎます。
因子継承も挟んでステータスは底上げされるんですが、スピードがギリギリDにならないという、やや不安の残る状態での出走。果たして逃げGでやれるのか……⁉︎
史実通りにナリタタイシンに負け。ハナ差だったのでけっこう惜しかったんですが、スピードの低さが仇となった感じでしょうか。
なんにせよ、もう少しスピードを上げればいけそうな手応えはあったので、スピードを少し上げて日本ダービーに臨む。さすがにここは史実通りに勝ちたいが、果たして……!?
3番人気ながらも2.5馬身差でアイネスフウジンばりの貫禄の逃げ切り。ステータスの割にはやたら人気が低いんですが、これ逃げを選んでるせいで何か補正がかかってるんですかね? なんにせよダービーも勝てたし、逃げGでも割とクリアできそうな気がしてきました。
合宿中にそれなりにスタミナを盛った結果、464(C)まで上がったので、下準備は十分。いざ、菊花賞へ。
1番人気の頭のデカい女に10バ身差をつけ完勝。この結果を見るに、適性Gの戦法を選んだからといってスタミナが猛烈に減るみたいなことはなさそうです。
今回の企画では目標レース以外は走らない予定なので、年をまたいで約半年のトレーニングで能力を底上げしつつ、次の目標レースの大阪杯に。
単身逃げで行けるかと思いきや、ナリタタイシンに差されて2着。またお前か。509(C+)というスピードは2000mではイマイチ少なめだったのかもしれません。
気を取り直して、因子継承でステータスを全体的に盛りつつ、次の目標レースの宝塚記念へ。
無事1着。頭のデカい女には強い。
現状、あんまり逃げ脚質に適してなさそうなパラメータですが、これでもちゃんと勝てるあたり、脚質適性Gの悪影響はそこまで大きくはなさそうです。
次の目標レースは有馬記念なので、しばらくはトレーニングに明け暮れつつ仕上げに。この期間でスピードを727(B+)と大幅に伸ばし、いざレースに臨みます。
天敵ナリタタイシンに5バ身差をつけつつ勝利し、URAファイナルズへ。
なんだか、普通に育成するのと大きく変わらないレベルの安定感です。馬群に飲み込まれて負ける事故が基本ないのがやはり大きいのかもしれない。
そうして、URAファイナルズ予選準決勝と順調に突破し、決勝はシンボリルドルフに0.5バ身差まで迫られるも1着フィニッシュ。逃げ適性Gで全部逃げても、URAシナリオは普通にクリアできるという結果となりました。
以上が最終ステータスです。一応、チームレースで差しで運用できる性能。最後に取るスキルをテキトーにやりすぎて、迅速果断と巧みなステップが共存してるのはご愛嬌。
実験から得られた仮説まとめ
以下、今回の実験から得られたことのまとめです。
- 適性Gで逃げてもシナリオは問題なくクリアできる
- 脚質適性の悪影響は少なめ。賢さ部分とかに影響しているのか? だけど、スキルとかはそれなりに発動していたのでよく分からない
- トロフィー集めとかで格下とレースする時は、常に逃げでやったほうが安定して勝てそう
- そこそこ強い相手がいる時にやるべきかはやや怪しい
差しウマ娘の育成をする時は、明らかな格下戦であればレースは適性Gでも逃げを選ぶのもありかもしれません、ということで。それではまた。