【ウマ娘】ペースダウンモード(PDM)とその解除方法などの仕組みを解説

こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。

今回のテーマは「ポジションキープ区間におけるペースダウンモード(PDM)とその解除方法などの仕組みを簡単に解説」です。

このサイトの記事やよそのYouTubeやnoteとかでよく「PDM解除」という言葉が出てきますが、なんのこっちゃかわからんという人も少なからずいるのかなと思っています。そこで、本記事では、このPDMこと「ペースダウンモード」の仕組みについて簡単に解説しますので、よくわからんぞという方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

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ペースダウンモードは逃げ以外のウマ娘がポジションキープ区間内でなる状態

別の記事で「ポジションキープ区間内では不思議な力が働く」みたいな話は以前しましたが、簡単におさらいすると、この「不思議な力」はレース前半においてそれぞれの脚質が適切な位置取りをするための仕様になります。逃げより先行や差しが極力前にいかないようにするという意図によるものですね。ちなみに、このポジションキープ区間はコース全体の最初の10/24にあたる区間で、いつもコース図で「ポジキ区間終了」と書いてあるところまでになります。

そして、逃げ以外のウマ娘については、先頭を走るウマ娘との距離が一定未満のとき、ペースダウンモードとなってしまい減速します。これによって減速することで、先行差し追込が逃げウマ娘より前にいかなくなっているというわけですね。ちなみに、先行<差し<追込の順にペースダウンモードの判定に引っかかる最低距離が長くなっており、これによって、先行より差し、差しより追込のほうが後ろに行きやすくなっています。

で、スタート直後はみんな団子状態のため、この「先頭を走るウマ娘との距離が一定未満」の条件を満たしてしまうので、容赦なくペースダウンモードになってしまいます。これが、先行差し追込で「地固め」などの序盤加速スキルを使っても、逃げの時のように目に見えて加速しない現象のカラクリとなります。

また、逃げ不在時はもっとも逃げに近い脚質のうち先頭にいるウマ娘が実質的に逃げみたいな扱いになり、ペースダウンモードにならなくなります。これが俗に言う「幸運な先行」モードになりますね。

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速度アップスキルの発動でペースダウンモードは解除される

このペースダウンモードですが、速度スキルを発動することで強制的に解除できます。よく「PDM解除用の『ウマ好み』」なんて話が挙がりますが、これは最序盤のペースダウンモードを速度アップスキルである「ウマ好み」を発動することで解除するという話ですね。

また、他の解除条件に先頭との距離差が一定以上開くこと1セクション進むというのがあるのですが、後者に関しては、コース全体を24分割して、それぞれを24セクションに分けた場合の計算になります。つまり、最初のペースダウンモードは1/24区間の間発生するモードとなり、そこから2/24にセクションが進むと解除されます。

で、「ウマ好み」は発動までに5秒の発動猶予時間があるわけですが、1/24のセクションを走り切るまでに5秒より長くかかるコースでのみPDM解除に使えます。そのため、距離が短いコースではPDM解除に使えず、中長距離でのみPDM解除に使えるというわけですね。ちなみに、距離が長ければ長いほど1/24のセクションが長いため、その分効果を発揮します。「ウマ好み」が長距離で強い理由ですね。

ほかにも、直線速度スキルが運良く最序盤で発動するとかで解除されます。そうなったときにすごい勢いで前に出ていく理由は、こういった事象が起こっているからです。

とまあ、仕組みはざっくりとこんな感じです。知っておくと、「ウマ娘ラボ」の記事やよそのYouTube動画なりnoteの記事なりを読むときに役立つので、頭の片隅に入れてみてください。それではまた。

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