こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「チャンミDIRT(船橋ダート1600m/8月)・おすすめ逃げウマ娘と育成論」です。前回の記事ではチャンミ全般についての概論を話してきましたが、今回はもっともおすすめの脚質である逃げウマ娘の育成論をお送りしていきます。
毎度ながら、今回もグレードリーグ前提の解説となりますが、キャラ/スキル等についてはオープンリーグでも使える話になります。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
逃げはコパノリッキー、次いで黄ファル子がおすすめ
今回、逃げウマ娘界で圧倒的におすすめなのがコパノリッキーです。今回の条件なら固有スキルの最大出力を出せる緑6個のハードルがかなり低い上に、単純に緑スキル分の最高速度の高さが強力。育成のハードル自体は決して低くないのですが、持っているなら使わない手はないでしょう。
進化スキル「龍脈の波濤」によるスピード+100はさすがに異次元だし、固有発動地点次第で終盤加速上振れまであるのは“強い”の一言。
リッキーへの対抗馬、というか逃げの相方として選びたいのがスマートファルコン【新衣装】。こちらは固有スキルによる中盤の強さ、そして固有回復分で必要スタミナを抑えられる点が魅力的ですね。進化スキル「絶対的センター!」で上振れ加速を狙えるのも高評価。
あとは一応通常スマートファルコンやマルゼンスキー【水着】あたりも選択肢ですが、どちらも終盤のパンチ力に欠けるし、総合力で最初に挙げた2人に劣るので、あまりおすすめしません。逃げ2にするならリッキー&黄ファル子のコンビでいきたいところですね。
逃げウマ娘の目標ステータス
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
1450↑ | 670↑ 600↑(黄ファルコのみ) | 1200↑ | 1100↑ | 1200↑ |
チャンミDIRT(船橋ダート1600m)用・逃げウマ娘の目標ステータスはこちら。育成シナリオはグランドマスターズシナリオの想定です。
ステータス的には前回のマイルチャンミに近いですが、意外とスタミナが必要なのに注意。デバフを考慮すると、700以上に盛るor神速の回復分でなんとかしておいたほうがより安全です。また、固有スキルに3.5%回復がある黄ファルコは600以上目安ぐらいまで目標を下げられます。
適性については、マイルSは必須。可能であれば逃げSも取れると良いなという感じですね。
逃げウマ娘育成時の注意点
メイン加速のアンスキに各種サブ加速を添えていくイメージ
コース図解説でも触れましたが、逃げのメイン加速は今回もおなじみ「アングリング×スキーミング(セイウンスカイ固有)」となります。もはや言うまでもないですが、これをつけなければそもそも勝負の土俵に立てていないので、セイウンスカイを親にして必ず継承固有を取りましょう。
これにサブ加速を添えるわけですが、特に狙っていきたいのが「ハイボルテージ(心弾んで)」。こちらは1~5位で終盤始め1/4区間で発動する終盤ランダム加速になります。発動地点次第にはなるのでいつも強いわけではないんですが、サブ加速界では一番強いので、根性シチーを使うor因子から下位スキルを取るなどして取得したいスキルとなります。上振れ発動があれば2位からでもワンチャンまくれるのが推せるポイントですね。
黄ファル子の場合は、追加で「絶対的センター!」を取っておきましょう。あとは、「前列狙い」「意気込み十分」あたりがサブ加速の候補で、「二の矢」は持久力を削られるデメリットがあるのであまりおすすめしません。
ちなみに、サブ加速群の役割は“何もしない時もあるけど、上振れればリターンが大きい枠”となりますので、1金スキルと2白スキルの選択が発生した場合には後者にして上振れ確率を上げていったほうが良さそう。
序盤加速は「盤石先駆け」か「先手地固め」を頑張る
加えて、序盤加速で最低限積んでおきたいのが「盤石の構え+先駆け」か「先手必勝+地固め」のセットです。いつもの逃げに欲しい序盤加速セットですが、もちろん今回も必要。
本来は盤石SSRミホノブルボンで前者のセットを積みにいくことを推奨しますが、サポカの関係で編成に入れられない方は配布SSRミホノブルボンで泣く泣く妥協しましょう。筆者も妥協しなければいけない勢なので、涙が止まりません。
あとは、「アオハル点火・賢」や「ポジションセンス」も外枠に放り込まれた時に仕事するので、余裕があれば取っておきましょう。一方、「危険回避」は試走した感じではコーナーまでに最内に戻ってこられないことがけっこうあったので、無理して積まなくても良さそう。
直線スキル重視。「マイルの支配者」も積めたら積みたいが……
また、逃げは1位で終盤に突入してなんぼなので前に出るための序中盤スキルは頑張って取りたいですが、今回は直線速度スキルを重視して取りたいです。具体的には「マイル直線◯」「逃げ直線◯」「直線巧者」の直線三種。
これらが上振れで序盤に出ると序盤の位置取り争いに大きく寄与してくれ、終盤に1位で突入しやすいので、優先して積んでいくことをおすすめします。今回はどこで発動してもそれなりに仕事するという点も推せるポイント。
あとは、「マイルの支配者」を取れたら取りたいですが、SSRタイキシャトルの完凸を持っていない方は下位スキルの「積極策」で諦めてステなどを重視したほうが良さそう。逃げ同士の争いを制するという意味では、もちろん「トップランナー」も欲しいので、SSRマルゼンスキーから取ること。
あとは、今回はコースの形状の関係で中盤でも割と追い抜けるので、中盤速度スキルも積める範囲で頑張るのがおすすめ。逆に「全身全霊」とかの終盤速度スキルは今回いらないかと思います。
おすすめのサポート編成例
編成例1(スピ2根性1賢さ2グル1/理想編成)
編成例2(スピ2根性1賢さ2グル1/ブルボンタイキシチーない人向け)
編成や青因子配分についての解説
おすすめサポート編成は、組めるなら理想編成に挙げた編成例1のやつです。「盤石の構え」をSSRミホノブルボンから、「マイルの支配者」をSSRタイキシャトルから、「ハイボルテージ」をSSRゴールドシチー(根性)から取れます。完璧!!!!!!
……ですが、実際にはこれらを全部揃えている人は少ないかと思います。筆者もなんとどれも持っていないので、泣く泣く持ってない人向けの編成例2のほうでやるかと思います。こちらでは、「先手必勝」が取れる配布SSRミホノブルボンで序盤加速をなんとかし、あとは「ハイボルテージ」用+根性伸ばす用の根性シチーを借りるかという感じです。コパノリッキーにスピード補正がなく育てにくいので、無凸や1凸のSSRタイキシャトルを使うよりは、こういう編成にしたほうがさすがに良さそう。
実際使っていて配布ブルボンがあまりにも弱いので泣いてますが、ステは作れなくはなかったので、普通に使い物になる編成かと思います。盤石ブルボンを無凸でも持っているなら、配布ブルボンの枠はそっちにするのを推奨。
因子についてはなんでもいい気もしますが、無難にパワー根性因子中心とかで良いかと。スタミナがけっこう必要なので、スタ因子を多少積んでおくのも一応ありかも。
優先スキル一覧
以下、優先して積みたいスキルを表でまとめておきます。
優先度SS | 優先度S | 優先度A |
---|---|---|
アングリング×スキーミング | 左回り◎/○ | 弧線のプロフェッサー(コーナー巧者) |
盤石の構え(地固め) | 夏ウマ娘◎/○ | スリップストリーム |
先手必勝(先駆け) | マイルコーナー◎/○ | 砂浴び◯ |
マイルの支配者(積極策) | 逃げコーナー◎/○ | 向こう見ず |
トップランナー(先頭プライド) | 尻尾上がり | 神速(快速) |
マイル直線◎/○ | 遊びはおしまいっ! | |
逃げ直線◎/○ | 優位形成(しとやかな足取り) | |
直線巧者 | 脱出術(急ぎ足) | |
ハイボルテージ(心弾んで) | スピードイーター | |
緑スキル5~6種 ※コパノリッキーのみ | ギアシフト | |
龍脈の波濤 ※コパノリッキーのみ | 負けん気 | |
コパッと開運! ※コパノリッキーのみ | 明るい兆し | |
絶対的センター! ※黄ファル子のみ | チャート急上昇!(レコメンド) | |
夢に向かって急上昇! ※黄ファル子のみ | 前列狙い | |
意気込み十分 | ||
踏み込み上手 | ||
太陽の叡智(陽の加護) | ||
アオハル点火・賢 | ||
ポジションセンス |
さいごに
さて、ここまでチャンミDIRT(船橋ダート1600m/8月)・逃げウマ娘育成論について書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
逃げは強いんですが、単逃げだと普通に負けやすくもなるので、安定を目指すなら逃げ2編成を推奨。筆者も今のところはリッキー/黄ファル子/デバフのチームでいこうかなと思ってます。
今回はそんな感じです。それではまた。