こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「アクエリアス杯・新ガチャ後の環境考察。果たして、新ガチャ後に環境はどれだけ変わったのか?」です。
2/8の新ガチャでダート専用の終盤加速スキル「狙うは最前列!」を習得可能なサポート・SSRアグネスデジタルの登場がありましたが、さすがにアクエリアス杯を完全に狙いすました新サポートに見えるので、「環境が激変するのではないか?」と話題になりました。それから多少日が経ちましたが、今回は「果たしてこの新ガチャ後に環境はどれだけ変わったのか?」について解説していこうと思います。新ガチャ後に野良ルムマとかもかなり潜って、「狙うは最前列!」持ちのウマ娘ともけっこう戦ったので、その辺の感覚はしっかり掴んだつもりです。
そんなわけで、以下解説していきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
終盤ランダムの「狙うは最前列!」はそこまで安定しない
さて、最初に改めて「狙うは最前列!」の発動条件から入りますが、「バ場がダートのコースで、終盤のランダムな区間を通過した時」です。順位条件がないので、その点は使いやすいですね。
ただし、結局「アングリング×スキーミング」みたいな決まった位置での最速発動ではなく、所詮終盤ランダム区間発動です。毎回強いわけではなく、むしろ早く発動して強い場面はまれ。上振れた時に強いことはありますが、継承アンスキのように安定して加速するわけではありません。
そのため、実際に「狙うは最前列!」持ちのオグリキャップとかと戦っても、そこまで明らかに強くなったとは感じませんでした。固定位置での安定発動が如何に偉大かという話ですね。
実は、金加速の中では加速上昇値が低め
さらに、実はここだけの話、「狙うは最前列!」は「豪脚」「乗り換え上手」より加速上昇値が低いです。下位スキルの「前列狙い」は同じく下位スキルの「上昇気流」「差し切り体勢」と同じだけ加速力が上がるんですが、「豪脚」「乗り換え上手」がこれら下位スキルの2倍の加速力アップがあるのに比べ、「狙うは最前列!」は下位スキルの1.5倍しか加速力が上がりません。加速力の上昇値的には、「前列狙い」+「継承プランチャガナドール」ぐらい。
それを考えると、実は「前列狙い」と比べて劇的に変わるというほどではないということですね。もちろん、強スキルであることには変わりないのですが、「『前列狙い』持ちのウマ娘とは比べ物にならないほど強い」というわけではないのです。
SSRアグネスデジタルのトレ性能が低く、ステが伸びない
そして、なんと言ってもこれが最大の問題点なんですが、SSRアグネスデジタルのトレーニング性能が低すぎてステータスが伸びないです。既にSSRアグネスデジタルの性能解説記事でも書きましたが、固有ボーナスが発動しなかった時のトレーニングステ上昇値関連のボーナスは友情ボーナス25%とやる気効果アップ30%とスタボパワボだけで、これは他のSSRパワーサポートと比べるとかなり低いトレーニング性能。そのため、SSRアグネスデジタルをレンタルすると、それだけでステータスを伸ばすのが大変になってしまいます。
そのため、よほどサポート資産が揃っていてSSRデジタル入りでもステを伸ばせるトレーナーでないと使いこなせないという感想。それでもって、仮にステ盛りに成功しても、ここまで書いてきた理由で劇的に変わるわけではないので、結局、環境を変えるには今ひとつパンチ力が足りないという結論になりました。
結局、環境変わらず「逃げ」が強い! 最新版Tier表も掲載
そんなわけで、今回は新ガチャ後のアクエリアス杯環境考察をお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか? せっかくなので、最後に以前のものよりも細分化+微修正した最新版のTier表も貼っておくことにします。基本はほとんど変わってないんですが、TierAの中でもA上位をA+、A下位をAとしたのと、先行クリオグリの評価をちょっと上げた感じ。
最初に話したように、現環境の野良ルムマもけっこう回したんですが、ぶっちゃけ逃げ2以上いれば逃げがガンガン勝ちます。たまに先行和シチー、差しオグリや差しデジタルが頑張ったり、ごくまれに逃げが少ないときに先行エルが上振れたり。
なので、以前お話したような逃げ2+何かがおすすめという結論は変わりませんでしたね。強い逃げを育てきる資産がない人は、逃げを出さずに先行エル+差し2が良いかとは思いますが。
今回はそんな感じです。それではまた。