こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「1月チャンピオンズミーティング『カプリコーン杯』は中京芝1200m雪・重(冬)の高松宮記念モデルで確定! コース解説や、Tier表を含めたおすすめウマ娘の紹介」です。
元旦に突然の発表があったあげく、まさかの短距離チャンミ。そもそも短距離チャンミって出せるウマ娘がかなり限られてるので、しばらく来ないんじゃないかな読みだったんですが、突然来ていて新年早々椅子から転げ落ちました。
そんなわけで、超特急で中京芝1200mの研究を済ませてきたので、コース図の解説とおすすめウマ娘をピックアップしていきます。これからの因子厳選並びに必要なウマ娘の育成の参考にしていただければ幸いです。
中京芝1200mコース解説と強スキル紹介
コース図と要点箇条書き
- 中盤開始地点は200m地点。最初の直線の中間地点あたり。
- 終盤開始地点は800m地点。最終直線開始から約20m先の場所。つまり、終盤コーナースキルは発動しない。
- 上り坂判定が終盤突入後、約90m先にあり。「登山家」が終盤加速として有効
- 普通にやると、最終直線の後半まで加速し切らないので、短距離Sの効果は他のチャンミより低め
- 同様に、終盤速度スキルの効果は全体的に低いので、優先度下げで良い
- そして、「終盤に機能する可能性がある加速スキル」を積みまくるのが強い。短距離Sより大事。
使える終盤加速は継承マミークリーク固有、継承通常エル固有、登山家
まず、めちゃくちゃ大事なところは、終盤が直線しかないので、終盤コーナースキルが発動しない点です。つまり、いつも無双している「アングリング×スキーミング」は今回はほぼ無能ということです。
一応、最終直線に入る直前で発動すれば機能することもなくはないですけど、基本的に採用圏外と考えていいです。
それを踏まえた上で、今回終盤加速として活躍するのは、なんと複合型固有の「ぐるぐるマミートリック♡」「プランチャ☆ガナドール」の継承固有です。複合型の継承固有は効果が薄めではあるんですが、今回終盤加速がなさすぎて、相対的にかなり強い。
特に、「ぐるぐるマミートリック♡」は、発動条件が「最終直線で順位が4位以内、かつ前のウマ娘と1バ身以内」とかなりゆるめなので、逃げだけではなく先行にも採用して良い強さ。とりあえず、今回の茶にはこれの継承固有を用意するところから始めても良いと思います。
一方「プランチャ☆ガナドール」は順位条件が1~2位なので、逃げのみの採用が良いかと思いますね。
また、実は今回終盤加速スキルとして使えるのが「登山家」です。こちらは順位条件とかないので全ウマ娘に積みたい必須級スキル。短距離をSにするために頑張るよりは「登山家」を覚えるべき。
一応、「直線一気」も良いタイミングで発動しますが、短距離だと効果時間も短いし、追込ウマ娘は短距離だと弱めなので微妙寄り。無理してこれのために追込ウマ娘を作る必要はないかと思います。
加速は不安定な「スプリントターボ」「一陣の風」まで積みたい
加速スキルについては、ランダム直線発動で不安定な「スプリントターボ/スプリントギア」「一陣の風/直線加速」も今回は積む価値が大いにあります。というのも、今回は直線が序盤と終盤の2つしかなく、序盤加速にも終盤の加速にも役立つことがあるし、終盤の加速し切っていない時間が長いので、有効範囲が広めなためですね。今回は強い終盤加速も不足気味なので、終盤うまく発動すればめちゃくちゃ強いです。
ちなみに、「スプリントターボ/スプリントギア」が基準持続時間3秒、「一陣の風/直線加速」が基準持続時間1.8秒なので、「スプリントターボ/スプリントターボ」のほうが優先度高めです。
あとは、終盤ランダム区間発動の「真っ向勝負」「乗り換え上手/差し切り体勢」「アオハル燃焼/点火・力」とかですね。
差しが弱そうなので、「乗り換え上手」はどうなのかって気もしますが、そこは後々試走とかしながらまた別の記事で書いていきます。ワンチャン、低確率で上振れる可能性がある「プランX」を積むのもありなのかも。
短距離Sは必須要件ではない
終盤に加速しきっていない時間が長い話はしましたが、その関係で、今回は短距離Sは必須要件ではありません。
こちらは砂井裏鍵さん作の「ウマ娘レースエミュレータ」を使用した際の画像ですが、見ての通り、終盤で加速しきっていない時間は今回かなり長めです。実際には終盤加速スキル発動があると少し違いますけど、とにかく終盤の最高速度を上げるスピードの価値が他のチャンミより低めなので、スピードを底上げする距離適性Sの価値もいつもよりは低めというわけです。
もちろん、短距離Sであったほうが良いには良いですが、いつもほど固執する必要はないです。因子の継承親作りも、短距離因子よりは継承固有因子や「登山家」因子優先で良いかと。
根性300の場合、スタミナは400~450以上が目安
気になるスタミナですが、根性を仮に300とした場合、スタミナは先行以外は400以上が目安です。先行だと450以上ぐらい欲しいですね。まあ要求値は見ての通り高くないので、割と適当にやってても良いレベルです。
今回はステータスによるコース補正はなし
今回の中京芝1200mでは、ステータスによるコース補正はないです。なので、「コース補正のために、特定のステータスをいくら以上」とかは今回気にしなくていいです。
「カプリコーン杯」おすすめのウマ娘とTier表(2022/1/10修正・追記)
というわけで、今回も現段階でのおすすめウマ娘を解説していきたいと思います。基本的に評価は↑のTier表の内容になりますが、それぞれの短評を以下に載せていきます。
TierS
スーパークリーク(ハロウィン)
固有スキルが最強クラスのスーパークリーク(ハロウィン)。短距離Gなので魔改造が死ぬほど大変。
ただし、実際に魔改造を成功させているウマ娘もルムマに続々と現れ始めており、その高いパフォーマンスを見ると先行勢最強の一角と言って差し支えないかと思います。持っている人は魔改造を粘るべき性能。
Tier番外→Sに修正(2022/1/8追記)
ヒシアケボノ
短距離のスペシャリスト・ヒシアケボノ(でかすぎ)。固有スキルの「I’M☆FULL☆SPEED!!」はチャンミだと「3~5位」で発動するので、単純に使いやすい中盤速度アップで強い。
爆発力はカレンチャン固有のほうがありますが、安定感はヒシアケボノに分がありますね。一応、「準備万全!」も上振れればかなりの低確率で終盤加速になる可能性も。先行勢を使うなら、ハロウィンクリークと並んで最有力候補級。
ちなみに、最初スタミナ盛り終盤接続は無理そうと書いてましたが、スタミナ900+金回復1、もしくはスタミナ550+金回復2あたりで終盤接続するという新情報が出てきました。ただ、安定感については要検証な感じで、普通に使ったほうが強いという説もあり。(2022/1/5追記)
スマートファルコン
元が芝Eなので、芝A以上にするのがかなり大変なスマートファルコン。とはいえ、今回は芝Sも距離Sぐらいの価値はあるし、「道悪○/◎」「逃げのコツ○/◎」のおかげで「地固め」トリガーを用意しやすいのがポイント。
短距離もBで1つ上げなければならず、因子の準備がめんどくさいのは困りものですが、「地固め」トリガーを用意しやすいメリットもあるので、有力候補の1人かと。
また、固有スキルの「キラキラ☆STARDOM」をうまく最初の直線で発動させないことで、最終直線で発動し終盤加速となる新事実が判明。楽にその条件を満たせる単騎逃げなら最強で、そうでなくても「地固め」トリガーのハードルが低くて強いので、TierA→Sに修正。(2022/1/5追記)
オグリキャップ
短距離差しの候補として挙げたいのは、通常のほうのオグリキャップ。今回「乗り換え上手」が機能しやすかったり、継承の「紅焔ギア/LP1211-M」で後から5位以上になれば終盤加速できたりとかで差しが実用的なのと、固有スキル「勝利の鼓動」の発動地点がある程度加速し切った後になるのが長所。
短距離E→Aへの魔改造が必要だわ継承ギアは欲しいわ「登山家」はいるわで完成はかなり大変ですが、完成すれば差し最有力ウマ娘と言っても過言ではないポテンシャルがあります。
TierA→Sに修正。(2022/1/7追記)
TierA
サクラバクシンオー
短距離といえば、このウマ娘なしでは語れない! 学級委員長・サクラバクシンオー。
さすがに短距離のスペシャリストだけあって、固有スキルの「委員長×バクシン=大勝利ッ」も概ね中盤速度アップ+ワンチャン終盤接続で割と強めだし、「スプリントターボ」も持っているし成長率もスピ20賢さ10で強いと至れりつくせりです。作りやすいという面でもおすすめのウマ娘。
ちなみに、逃げウマ娘としての運用なら、スマートファルコンの固有がワンチャン終盤接続する可能性もあり、そちらのほうが強いことが判明。また、試走した感じだと、逃げがそもそもファル子接続以外だとそんなに勝たないので、バクシンオーを使うなら先行運用がおすすめかも。(2022/1/5追記)
TierS→Aに修正(2022/1/7追記)
カレンチャン
こちらも短距離戦のスペシャリスト・カレンチャン。今回、先行ウマ娘を使うことがあるなら、有力候補となるウマ娘です。
固有スキルの「#LookatCurren」は「レースの走行距離50%~65%の区間で追い抜いた時に順位が3位以下、かつ上位40%以内(チャンミだと1~4位、つまり3~4位)」となり、発動するかどうかがそもそも大変なんですが、運良く65%近くの区間で発動すればめちゃくちゃ強いです。そうでなくても、中盤速度アップとして今回割と強めのスキルなので、そこも含めて有力候補のウマ娘。
TierS→Aに修正(2022/1/7追記)
オグリキャップ(クリスマス)
上振れた時の最大値が高そうなオグリキャップ(クリスマス)も候補。今回は「スリーセブン」起動はイマイチですが、「好位追走」とかで固有の発動位置が上振れて終盤接続すれば、すごいことになる可能性も。まあ、そうでなくても中盤速度アップで普通に強い寄りではあるので、有力候補の1人。
短距離E→Aにしなきゃいけない上に、短距離で回復スキル3つ発動しなきゃいけないのは割と意味不明ですが、まあ勝つことを真面目に考えればそういう起用もアリということでひとつ。
TierB
エアグルーヴ
固有スキルが発動すればそこそこ強いエアグルーヴ。短距離もCなので、改造はかなり現実的な部類ですね。
「最終コーナーでの追い抜き条件が必要な上に、追い抜いた時の順位が4位以下」となかなか大変ですが、発動すればけっこう強いので、短距離差しを運用するなら選択肢にはなりそう。
カワカミプリンセス
ここに来て、まさかの候補に挙がってきたカワカミプリンセス。理由は、オークス勝利で「登山家」を覚えられるからというだけです。
短距離もDなので、改造はかなり現実的な部類ですね。別に「登山家」を覚えられる以外は何も強くないんですが、お手軽に差しウマ娘を1人用意したい方にはアリ。ちなみに、「ノンストップガール」は発動率がかなり悪いので、おすすめしません。
番外(魔改造編)
エルコンドルパサー
逃げE→A、短距離F→Aにできれば、逃げウマ娘として強い。ぶっちゃけ、もはや人間技じゃない感がありますね。普通にやるなら別のウマ娘を使ったほうが良いかと思いますが、チャレンジャーの方はどうぞ。
さいごに
『カプリコーン杯』のコース解説とおすすめウマ娘紹介は以上になりますが、いかがだったでしょうか?
突然の短距離チャンミな上に、コースもかなり特殊という難しいチャンミになりそうですが、引き続き育成論とかメタゲームとかの攻略記事は順次出していくので、しばしお待ちを! ちなみに、因子周回とかは、とりあえずマミークリークと通常エル、そして「登山家」の因子を頑張るのが良い気がします。
今回はそんな感じです。それではまた。