【ウマ娘】京都芝3200m『ジェミニ杯』攻略・虎の巻

こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。

今回のテーマは「ジェミニ杯用長距離ウマ娘育成に向けた攻略虎の巻」です。先日5/27に配信された公式放送「ぱかライブTV Vol.7」にて、6月のチャンピオンズミーティング「ジェミニ杯」の概要が発表されました。

筆者含めマイル予想という声が多かった中、まさかの長距離芝3200m。長距離レースはもっともパラメータの要求値が高く育成が非常に難しいので、頭を抱えているトレーナーの方も少なくないのではないでしょうか?

そこで、本記事ではジェミニ杯に向けた長距離ウマ娘育成で「必ず覚えておきたい攻略情報」について色々と書いていきます。手前味噌ながら、筆者は前回のタウラス杯でもグレードA優勝という結果を残しているので、育成を始める前に是非ご一読いただければ幸いです。

また、基本的にはグレードリーグ向けの攻略になりますが、オープンリーグについては目標ステータスの部分以外は参考にできるかと思います。

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京都芝3200mというコース

京都競馬場コース図と高低断面図

出典:JRA公式ホームページ

京都芝3200m(右・外回り)は第3コーナーと第4コーナー付近から大きな上り坂、そして下り坂が続くのが特徴。ちなみに、坂系のスキルは1周目の時点で発動してしまうので、終盤発動を狙いたい「直滑降」「登山家」などがラストスパートを待たず序盤で発動することに注意。ちなみに、上り坂を登る際にはパワーの数値が速度に関わってくるので、育成では水準以上のパワーも欲しいです。芝適性Sでパワーを底上げできるので、芝Sにするのは狙いたいですね。

ちなみに、終盤に入るのは残り1000m付近の地点で、↓の画像で矢印で示している部分となります。

位置的には、向正面の上り坂を登っている最中の直線&第3コーナー付近。最終の第4コーナーまではかなり距離があり、最終コーナー系のスキルは終盤に入ってから発動するまでにかなり時間がかかるのが特徴です。そのため、最終コーナー発動系の加速力スキルとかは普段よりは評価を下げていいのかなと思います。

逆に、終盤に入った後、トップスピードに乗る前の段階で発動する加速力スキルが強いという話になるんですが、ここについては、後ほど触れます。

ちなみに、京都芝3200mの検証メインストーリー1章の練習試合でできます。ルームマッチが実装されるのは6月下旬の予定で、今回のジェミニ杯には間に合わないので、コースについて調べておきたいことがある方はここで予習しておきましょう。

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役立つ緑スキル

以下がジェミニ杯の条件と噛み合う緑スキルです。これらのスキルは、素のステータスに上乗せする形で実質ステータスを伸ばしてくれるので、可能であれば習得しておきたいですね。

スキル名上昇ステヒントをくれるサポートの例
スピードSSR/Rファインモーション
SR/Rマチカネフクキタル
スピードSSRサクラチヨノオー
Rメジロマックイーン
スタミナSSRメジロドーベル
SR/Rメジロドーベル
SSRメジロマックイーン
Rメジロマックイーン
SSR/Rライスシャワー
スタミナSR/Rエイシンフラッシュ
SSR/Rエルコンドルパサー
SSR/Rニシノフラワー(スピード)
SRニシノフラワー(パワー)
パワーSSRウイニングチケット(パワー)
SSR/Rウイニングチケット(根性)
SR/Rキングヘイロー
SSR/Rサトノダイヤモンド
SR/Rシーキングザパール
SSR/Rスーパークリーク
SSR/Rニシノフラワー(スピード)
SRニシノフラワー(パワー)
SR/Rメイショウドトウ
SSR/Rライスシャワー
根性SSR/Rエルコンドルパサー
SSR/Rサトノダイヤモンド
SSRメジロドーベル
SR/Rメジロドーベル
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パラメータの重要度はスタミナ>スピード

ちなみに、ジェミニ杯で最も重要なパラメータスタミナです。前回のタウラス杯でもそれなりのスタミナは要求されましたが、長距離レースの3200mは要求されるスタミナが一気に跳ね上がるのが特徴。

今回はこちらの有志の方が作成したスタミナ計算機で目安となるスタミナを計算したのですが、例えば、スピード1100、パワー800、根性400で脚質が先行、持久力回復スキルがなしの場合、終盤に入って最速でラストスパートするために必要なスタミナは1690で、仮に1200でも明らかに足りていません。恐るべし。

この足りない部分は「円弧のマエストロ」などの回復金スキルで補う必要があるんですが、計算機によればだいたい金スキル1個につき270~300程度のスタミナを補えるので、目標ラインがスタミナSS+金スキル2つ。発動しない時のことを考えると、できれば余裕を持って金スキル3つ程度持っておくのが望ましいです。サポート資産に余裕がない庶民勢としては泣きそうになる要求値の高さですね。

そんなわけで、スピードSSを目指す以上にスタミナSS+金回復スキル2~3つを目指すことが大事。もちろんスピパワが高いことに越したことはないんですが、それらが高いと要求されるスタミナもその分あがるのでご注意。また、スタミナデバフが飛んでくる可能性も充分あるので、とにかくスタミナにはできるだけ余裕を持ちたいところです。

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できれば芝Sでパワーを水増ししたい

先ほどちらっと触れたように、京都芝3200mのコースでは長い上り坂コースを走ることになります。上り坂ではパワーが速度に関わってくるので、最低限のパワーは欲しい。そのために、パワーの実質値を盛ることができる芝適性Sは今回のジェミニ杯では価値が高いです。そのための芝因子は前もって用意したいところ。

先ほど触れた今回のラストスパートの位置的にもパワーはある程度欲しいです。というのも、今回は第3コーナー前で既に終盤に入り、そのタイミングで発動できる加速力スキルが非常に限られているので、素のパワーの重要度が高い。

また、長距離用のスピスタ育成だとどうしてもパワーが不足しがちになるので、その面でも芝S特に欲しいステータスになります。もちろん、長距離Sも一緒に取れればより良いですね。

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今回はデバフネイチャが強そう

さて、ここまで散々スタミナが重要な話をしてきましたが、今回はスタミナに余裕を持つのが非常に難しいので、当然ながらスタミナデバフは強いです。そこで、前回は必ずしも強い択ではありませんでしたが、今回効果的に刺さってくるのがデバフネイチャです。

前回はスタミナ盛りという対策ができましたが、今回はスピードやパワーを盛りつつスタミナまで余裕を持てるトレーナーはかなり限られているでしょう。そのため、「八方にらみ」はかなり効果的な択の1つになり得ると思っています。私も、現状はデバフネイチャを編成に組み込む前提で残り2頭を何にするかを検討中。

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その他注目のスキルよもやま話

ちなみに、他にも今回注目すべきスキルがいくらかあるんですが、その筆頭格と言えるのが「迫る影」「直線一気」です。

先ほど、終盤に入った時点で発動する加速力スキルが少ない話をしましたが、数少ない有力候補となるのがこの2つ。発動タイミングがラストスパート時になるので、最終コーナーや最終直線でなくても発動する、まさに今回のレギュレーションのためにあるかのような加速力スキルです。

上位スキルの「迫る影」は現状ナリタタイシンしか習得できませんが、下位スキルの「直線一気」はSSRゴールドシップやSRヒシアマゾンから習得可能。やや習得の難易度は高めですが、因子などをうまく利用して習得できるとおいしいスキルです。

また、発動条件が厳しいながら、数少ない候補の1つが「レッツ・アナボリック!」です。9頭立てだと発動条件が6位の時のみでめちゃくちゃ条件達成が大変なんですが、継承で全員に覚えさせれば誰かは発動するやろ理論で頑張るのはあり。

もっとも、継承用のメジロライアンを作ることから始めなければいけないので準備が大変なんですが、今のうちに準備しておくのは択としてはありなのかなと。

差し限定で使えるスキルの中では、「乗り換え上手」「差し切り体勢」あたりは終盤の早い段階で発動し得る加速力アップスキルなので候補。「乗り換え上手」はけっこうハードルが高いですが、「差し切り体勢」あたりは因子継承でも狙えるので、現実的な選択肢と言えます。

「スタミナイーター」も注目したいスキルの1つ。少量ながらスタミナデバフ効果を持つと同時に持久力回復効果も兼ねるので、余裕があれば覚えさせておきたい。

一方、「決意の直滑降」「直滑降「登山家」とかは一見強そうに見えるんですが、現状は序盤の1周目で発動してしまい、肝心のラストスパートで発動しないので、それほど優先して取らなくていいと思います。ここらへんはラストスパート時に効果的に使えるような修正が入ったら一気に変わるんですが、今のままだと今回のジェミニ杯ではそこまで有効に活かせないことは覚えておきましょう。

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ジェミニ杯注目のウマ娘

最後に、今回注目のウマ娘をいくらか挙げて、今回の〆とさせていただきます。

ゴールドシップ

今回もやっぱり強そうなゴールドシップ。自前で金回復スキルの「下校後のスペシャリスト」を習得可能なほか、「直線一気」を活かすことができ、長いラストスパートを活かせる追込Aなのが強い。スタ20パワ10のトレーニング補正も悪くなく、今回も最有力候補の1人と言えるでしょう。

ナリタタイシン

同じく脚質適性が追込Aであることに加え、覚醒Lv3で金回復スキルの「眠れる獅子」、覚醒Lv5で既に挙げた「迫る影」を習得できるのが推しポイント。成長率はスピ10根性20でパラメータを伸ばすのはやや面倒なほうですが、ゴールドシップと2人で追込2頭編成なんかは充分選択肢になりそう。

アグネスタキオン

固有スキルの「U=ma2」が回復スキルであることに加え、覚醒Lv5で金回復スキルの「レースプランナー」を習得できるのが推し。先行なので「食いしん坊」も使えることを考えると、金回復スキルを非常に盛りやすく、さらに「根幹距離○」を自前で持つなど今回のレギュレーションに向いている。

もっとも、「U=ma2」はこのレギュレーションだと3~4位でないと発動しないので、固有スキルを当てにするなら、構成に逃げを混ぜるなど多少の工夫はしたほうが良さそう。また、デフォルトの長距離適性がBなので因子で上げてあげましょう。

ナリタブライアン

ご存知、この間リリースされたばかりの「シャドーロールの怪物」。トレーニング補正のスピ10スタ20長距離戦においてあまりにも優秀です。ステータスも伸ばしやすいウマ娘なので、単純なスペックの高さで今回の有力候補になるでしょう。

トウカイテイオー(赤衣装)

長距離適性はBなので因子で上げる必要があるが、覚醒Lv2で自前で「春ウマ娘○」を習得可能なほか、覚醒Lv3で金回復スキル「レースプランナー」を習得可能なのが大きい。先行なので、「食いしん坊」も使用可能です。

スピ10スタ10根性10のトレーニング補正も長距離向き。持っているなら候補の1頭にするのは充分ありでしょう。

ナイスネイチャ

既に触れたように、デバフネイチャは推し。さすがに今回のレギュレーションだと「八方にらみ」が強そうなので、デバフ専として1人編成に組み込んでおくのは良さそう。その場合は、他にも「○○けん制」系のスタミナデバフスキルも組み込んで、徹底的にスタミナを削っていく形を目指したい。

さいごに

こんな感じで今回もガーッと事前攻略記事をお送りしていきましたが、いかがだったでしょうか?

『ジェミニ杯』の開催は6月中旬予定なので、まだしばらくは時間がありますが、京都・芝3200mはかなり攻略が大変なコース。決勝で勝ちたい人は今のうちに準備しておいたほうが良いので、ぜひ参考にしてみてください。それではまた。

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