こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「カプリコーン杯の候補ウマ娘最新Tier表を公開! それぞれの脚質毎の考察もしてみた」です。カプリコーン杯が発表されてからいくらか日が経ちましたが、私のほうもそれなりのウマ娘を用意できて、ルムマで走らせたりした結果、だいぶ今回のチャンミの全容が見えてきました。
そんなわけで、今回は最新版のTier表、そして、ルームマッチでの検証に基づいた各脚質の考察についてお送りしていこうと思います。ぜひ、カプリコーン杯対策の参考にしていただければ幸いです。
最新Tier表と脚質考察
Tier表最新版(2022/1/10版)
各脚質の考察
逃げウマ娘考察
逃げウマ娘については、実質「脚質スマートファルコン」です。他のウマ娘は「地固め」トリガーと一緒に「登山家」などを用意するのが大変すぎる上に、ファル子みたいな固有による終盤加速といった強い勝ち筋もないので、「ファル子を選ばないなら、ファル子対策の蓋ぐらいでしかこの脚質を選ぶ理由はない」と言っても過言ではないです。ファル子しか勝たん。
とはいえ、固有が終盤接続する展開でなくてもたまに勝つので、スマートファルコン限定ならトップクラスに強い脚質ですね。ルームマッチもけっこうな数を回しましたが、↑のファル子は勝率がかなり良いので、このまま本戦に持っていく可能性が高いです。
↓のスマートファルコンの育成論(実質逃げウマ娘育成論)もよければ参考までに。
こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。 今回のテーマは「カプリコーン杯用・スマートファルコンの作り方解説」です。先日の記事で紹介した通り、カプリコーン杯の逃げウマ娘の頂点はスマートファルコンであり、相手のスマートファルコンに[…]
余談ですが、一応ファル子以外の強い勝ち筋として、Tier表の番外に置いた「魔改造逃げエルコンドルパサー」というのもあります。しかし、「短距離F→A」「逃げE→A」「地固め」「登山家」etc…を要求される時点で、それを目指すのはもはや狂人の所業。普通に勝ちたい方はファル子を使うことをおすすめします。
先行ウマ娘考察
先行ウマ娘も今回かなり勝つ枠で、候補ウマ娘としてはマミークリークとヒシアケボノが頭ひとつ抜けている感触。
マミークリークは短距離Gからの魔改造が必要ですが、既にルームマッチでしばしば遭遇するぐらいには作っている人がおり、中京芝1200mでは固有スキルが最強クラスなので強いです。一方、ヒシアケボノも安定して中盤速度アップに使える固有スキルが強い。終盤接続を狙うスタミナ金回復型は、不安定なこともあって諸説。
次いで、先行ウマ娘で強いのが、サクラバクシンオー、カレンチャン、クリオグリあたりですね。一応、先行エルとかもなくはないですが、有力な候補となるのはこの5人だと思います。
典型的な先行ウマ娘の勝ちパターンは、中盤のうちから高い位置に上がってきっちり前のファル子を差して勝つ形で、逆に、中盤にきっちり前に上がれていないとファル子やもっと前の先行ウマ娘に勝たれてしまいがちです。↑のバクシンオーが勝つ時も、だいたい中盤で固有を発動しつつ2位ぐらいまで上がり、そのまま一気に先頭に出る形ですね。そのため、中盤高い位置を取るための中盤速度アップスキルや賢さはしっかり確保したいところ。
先行が勝てる展開になるかどうかはメタゲーム次第でけっこう変わる感があって、強い逃げウマ娘がガシガシ前に出て、後続の差しウマ娘らとの差が開く形だと、先行はけっこう良い戦績を残す感があります。強く育てれば比較的安定しやすい脚質でもあるので、1人は作っておくのがおすすめですね。
先行ウマ娘の育成論は↓にありますので、こちらも参考までに。
こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。 今回のテーマは「カプリコーン杯用・先行ウマ娘全般の育成論」です。前回は差しウマ娘の育成論を書いたので、今度は先行ウマ娘の育成論を書いていこうということで。ルムマをやって[…]
差しウマ娘考察
差しウマ娘の候補については、通常オグリキャップとクリオグリの両オグリキャップが特に有力になると思います。前者は加速しきってからの「勝利の鼓動」が強く、後者は「小休憩」による終盤固有加速を狙う形。今のところ、勢力としては通常オグリキャップのほうがダントツに多いです。
他の候補だと、カワカミプリンセス、エアグルーヴ、キングヘイローあたりですが、手っ取り早く作れる+好み以外の理由であまりこれらを選ぶ理由はないので、どちらかのオグリを持っているならそちらを優先したほうが良いのかなと思います。
もっとも、オグリは改造が短距離E→Aにする必要があって、けっこう大変ですが……。
差しウマ娘を実際走らせた時の感想としては、「爆発力はあるが、順位自体はそれほど安定はしない」です。強い時は強いんですけど、ブロックされたり後ろにいたままでコロっと負けることもしばしば。↑のオグリも、基本的にはけっこう強いんですけど、ダメな時はてんでダメで、ムラっ気がけっこうあるというように感じました。
そのため、例えば全部差しウマ娘にする編成みたいなのは危険で、逃げや先行あたりの前の脚質を混ぜた構成にするのが良いかなと思います。ただ、間違いなくカプリコーン杯で強い脚質の1つではあるので、最低1人は差しウマ娘を採用するのがおすすめ。
差しウマ娘の育成論については、↓に書いていますので、参考までに。
こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。 今回のテーマは「カプリコーン杯用・差しウマ娘全般の育成論」です。カプリコーン杯関連の話はこれまでにもいくらか書いてきましたが今回の差しウマ娘はワンチャンある、というか普[…]
追込ウマ娘考察
今回、追込ウマ娘については、はっきり言って趣味レベルですね。たまにルムマで勝たれたりもするんですが、練習で借りて走らせてみたりしても、敢えて追込ウマ娘にするべき強さは感じられませんでした。
選択肢としては終盤加速の「迫る影」や中盤速度アップで使える固有スキル「Nemesis」を持つナリタタイシン、「直線一気」と固有スキル「白い稲妻、見せたるで!」で終盤加速できるタマモクロスあたりが有力になりますが、タイシンは短距離F→A、タマモは短距離G→Aからの魔改造が必要な上に、マミークリークほど劇的に強い要素があるわけではないので、あえてやるべきなのかと言われると、あまりおすすめはできないです。
とはいえ、仕上げればまったく勝てないわけではないので、趣味で頑張りたい方は……という感じですね。私も時間に余裕があったらタマモ魔改造にはチャレンジしてみるかもしれません。
まとめとおすすめの編成
そんなわけで、最新版のTier表と各脚質の考察をお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか? 今回、Tier表を見ても分かる通り、「逃げ」「先行」「差し」にそれぞれ強いウマ娘がいるので、編成そのものも「逃げ/先行/差し」のバランス型編成がおすすめかなと思っています。
というのも、差しはブロックなどの不安定な要素がつきもので、差しに寄せすぎると格下負けの可能性も上がってしまう。とはいえ、先行は先行で爆発力は差しに負けるので、あまり先行ウマ娘ばかり集めるのも考えものです。そして、逃げは相手ファル子の単騎逃げになると終盤固有発動であっさり逃げ切られるので、ファル子対策も兼ねて自分でファル子を出すことが必要。
そう考えると、「逃げ/先行/差し」のバランス型編成がもっとも王道の編成かなという結論になりました。特に編成が決まっていない方は、まずはこのバランス型編成を作ることから始めてみることをおすすめします。
今回はそんな感じです。それではまた。