こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「サポートボーナス『トレーニング効果アップ』の強さ解説と15%以上のサポートまとめ」です。サポートボーナスの効果には「友情ボーナス」やら「やる気効果アップ」やら色々名前があって何がなんやらって感もありますが、その中でも「トレーニング効果アップ」は特に有用なボーナスの1つです。ボーナスの数字が全体的に小さめなので、一見大したことなさそうなボーナスに見えるかもしれませんが、実は各種ボーナスの中でも実際の補正値が高いボーナス。
特に、トレーニング効果アップが15%あるとその恩恵は非常に大きく、それだけである程度サポートとしての評価を上げられます。というわけでこの記事では、トレーニング効果アップがどのように強く、そして15%に達するサポートが誰なのかについて紹介していこうと思います。
また、今回の記事には計算がいくらか出てきますが、数字が苦手な方は途中の式は適当に読み飛ばしてもらって、結論の補正値の差だけ感覚で掴んでもらえれば大丈夫です。
「やる気効果アップ」との比較でわかる強さ
今回の話の前提として、↓のあむ氏がTwitterにアップしたシミュレータの計算式を引用させていただきます。(検証に感謝)
トレーニング時のステータス上昇値計算式
ステータス上昇値=(①上昇基礎値)×(②育成ウマ娘成長補正)×(③友情ボーナス補正)×(④やる気効果補正)×(⑤トレーニング効果補正)×(⑥人数補正)
④やる気効果補正 = 1 + (育成ウマ娘のやる気補正 × (1 + 練習参加サポートカードのやる気効果アップを加算))
⑤トレーニング効果補正 = 1+(練習参加サポートカードのトレーニング効果アップを加算)
【共有用】ステータス上昇値計算式+トレーニングシミュレーターより引用
やる気の補正については、下記の通り。
やる気 | 補正値 |
---|---|
絶好調 | +0.2 |
好調 | +0.1 |
不調 | -0.1 |
絶不調 | -0.2 |
トレーニング効果アップの数値は見ての通りこの計算式の⑤の部分で使うんですが、トレーニング効果アップがいかに強いかを示す比較として用いたいのが「やる気効果アップ」です。④の部分で使うこのボーナス、トレーニング効果アップよりだいたい%の数字がでかくて、見た目強そうな顔してるんですが、実はやる気効果アップは見た目よりそんな強くないです。
これらの比較をする上で、完凸SSRファインモーションと完凸SSRユキノビジンのMAXLv時のボーナスが例としてちょうど良いので、それらを用います。
サポート名 | トレーニング効果アップ | やる気効果アップ |
---|---|---|
ファインモーション | 15% | 30% |
ユキノビジン | 5%(固有ボーナス分) | 60% |
トレーニング効果アップとやる気効果アップはどちらもトレーニングを問わずに発動するボーナスですが、この数字だけ見るとやる気効果アップ60%のユキノビジンのほうがだいぶ効果が高そうに見えてしまいます。
ですが、これを実際に先ほど引用した計算式に当てはめてみましょう。前提は、一番トレーニングすることが多いであろう「やる気:絶好調の時」とします。
ファインモーション
(④やる気効果補正)×(⑤トレーニング効果補正)={1+(0.2×1.3)}×(1+0.15)=1.26×1.15=1.449
ユキノビジン
(④やる気効果補正)×(⑤トレーニング効果補正)={1+(0.2×1.6)} ×(1+0.05)=1.32×1.05=1.386
なんと、実際に計算してみると、ファインモーションのほうがトレーニングの上昇値にかかる係数が高いという結果になります。一見、やる気効果アップの数字が大きいので強そうに見えますが、見た目に騙されてはいけませんね。
また、勘の良い方はお気づきかと思いますが、不調以下のやる気の時にはやる気効果アップの効果分に不調や絶不調時のマイナスの補正値が掛かるため、やる気効果アップの数字が大きければ大きいほどトレーニングに下方修正がかかってしまいます。やる気普通の時も発動しないし、そのくせに絶好調時の補正値も別に高くないので「やる気効果アップは見た目ほど強くないボーナス」という話になります。
やる気効果アップ60%とトレーニング効果アップ15%を単体で比較しても、絶好調時でも前者は「{1+(0.2×1.6)}×1=1.32」、後者は「(1+0.2)×(1+0.15)=1.38」と後者のほうが数字が高い結果になります。ちなみに、先ほどの計算でトレーニング効果アップが10%の場合はやる気効果アップ60%と同じ1.32になるので、この2つが絶好調時に等価値になります。
このことから、トレーニング効果アップは数字の見た目より強いこと。とりわけ「トレーニング効果アップ15%はかなり強いボーナス」であることがお分かりいただけたかと思います。
トレーニング効果アップ15%以上のSSR/SRサポートまとめ
そんなわけで、ここまでトレーニング効果アップ15%の強さについて書いてきたので、ここからは完凸MAXLv時にトレーニング効果アップが15%に達するSSR/SRサポートについてピックアップします。
SSR
- キタサンブラック(スピード)(固有込み)
- ビコーペガサス(スピード)(固有込みで20%)
- スーパークリーク(スタミナ)
- タマモクロス(スタミナ)(固有込み)
- バンブーメモリー(パワー)
- アイネスフウジン(根性)(固有込み)
- ハルウララ(根性)
- ナイスネイチャ(賢さ)
- ファインモーション(賢さ)
SR
- ビワハヤヒデ(パワー)(固有込み)
- メイショウドトウ(根性)(固有込み)
- ナイスネイチャ(賢さ)(固有込み)
- メジロドーベル(賢さ)(固有込み)
見ての通り、トレーニング効果アップ15%持ちは数が少なくかなり貴重です。強SSRと評判のキタサンブラックやスーパークリークが持っているのは思わず頷いてしまうところ。地味に唯一20%あるビコーペガサスもすごい。
根性サポートは結局使いづらかったりするのでアレですが、実はイベント配布の賢さSRナイスネイチャが15%持っています。特に無課金のトレーナーには非常に助かる存在なので、もしサポートの資産不足かつイベントで完凸まで集めているのであれば、レベルを上げて使っていきましょう。
さいごに
というわけで以下まとめです。
- トレーニング効果アップは数字の割にステータス上昇への影響が大きく強い
- トレーニング効果アップ10%とやる気効果アップ60%はほぼ等価値
- トレーニング効果アップ15%のボーナス持ちは高評価かつ希少
- 唯一の固有ボーナス込みでの20%が完凸SSRビコーペガサス
- 地味に配布賢さネイチャが完凸時15%なので、資産不足の方にはオススメ
そんなわけで、トレーニング効果アップはどこのトレーニングにいる時もステータス上昇値を上げてくれるので、腐りにくく使いやすいボーナスです。サポートを選ぶ時の材料として是非参考にしてみてください。それではまた。