こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「チームレース・マイル用ダイワスカーレットの育成ガイド」です。初期ウマ娘なのでレギュラーで使っている方も多いんじゃないかと思いますが、チームレースで強く使ってあげるためには意外とコツがいるウマ娘。そんなダスカをマイル用に育てる育成ガイドをお送りしていきたいと思います。
みんな持っているウマ娘ですし、よほど資産が潤沢でもない限りはダスカにお世話になる人は多いはず。また、今回は逃げで育てるんですが、逃げウマ娘の育成は比較的難しい部類なので、是非とも参考にしていただければ幸いです。
意外とパラメータを伸ばしにくい
ダイワスカーレットの得意科目はスピード+10%、根性+20%なんですが、これがチームレース用育成の難易度を上げている1つの原因です。スピードがやや伸ばしやすいのはいいんですが、根性は正直最低限のD(300~)あればよく、できるだけトレーニングを押したくない項目なので、ここに得意科目が振り分けられてるのはマイナス。
これ以外は全体的に優秀なんですが、育成の際には、素のパラメータを伸ばすことを他のウマ娘の育成よりも強く意識しなければいけません。
育成例
今ウチのチームレースで使っているやつですが、イメージとしてはだいたこんな感じ。他のマイルウマ娘同様にスピパワ特化で、これらのパラメータを極力高く仕上げていく形になります。
イメージとしては、スピードとパワーはどちらもA(800)以上を目安にできるだけ伸ばす。そうしつつ、スタミナは最低C+(500~)以上、根性は最低D(300~)以上、賢さは最低D(300~)以上のできればC(400~)以上ぐらいを目安にしていただければ良いかと。
戦法は逃げがオススメ
最初に述べたように、戦法は逃げ。先行ができるウマ娘はいくらでもいますが、逃げの役割を果たせるウマ娘はそこまで数が多くないこと。そして、固有スキルとの相性の良さから逃げを推奨します。
「馬群をさばく必要のない逃げウマ娘でそんなにパワーが必要なの?」と思われるかもしれませんが、この理由については後述していきます。
固有スキルの発動がクセモノ。序中盤発動のスキル多めで
ダイワスカーレットの育成を考える時に、必ず通らなければいけない道が「固有スキルを如何に発動させるか」です。一見簡単そうに見えるかもですが、実はこれがなかなかクセモノ。
固有スキルのテキストはこんな感じになってますが、実際の発動条件が「レース後半で先頭にいること」。もし、逃げウマ娘がダスカだけなら発動は容易なんですが、他の逃げウマ娘と競り合っていると簡単にはいきません。特にダスカミラーマッチの時が最悪で、相手に先に固有スキルを発動されると、そこから先頭に立つことができずにスキル未発動のまま沈んでいきます。そのため、自分が先に固有スキルを発動するために、レース後半に入った時点で先頭にいなければならないのです。
そこで、必要なのができるだけ早くトップスピードに乗る加速力になってくるんですが、ヘルプに書いてあるように、加速力に関わるパラメータは「パワー」です。そのため、相手より早い段階で先頭に立ちやすくするためには加速力を上げるためのパワーも必要なので、スピードだけでなくパワーも十分に上げなければならないというわけです。
また、スキルの発動タイミング的には、終盤のコーナーに入る前に先頭に立っていたいので、中盤に発動する可能性のある速度や加速力関連のスキルがあると有用。逃げ同士の対戦では、こちらが先に固有スキルを発動すれば大きく有利を取れるので、固有スキルを発動しやすくするようなステータス、スキル構成に着地することを意識していきましょう。
覚醒Lvは上げる必要なし
マイル逃げで運用するなら、先行のみで発動するスタミナキープやキラーチューンを覚えても全く役に立たないので、一切上げる必要はない。いずれにせよ、先行ウマ娘は腐るほどいることや、固有スキルの発動を考えると、チームレース用でダスカを先行で運用する理由はそこまでない。
サポート編成
スピパワ特化で行きたいのでスピード4パワー2、スピ3パワ2賢さ1などがオススメ。また、もし持っているならば「円弧のマエストロ」目当てでスーパークリークを入れるのもアリ。もしくは他のスピパワ以外のタイプのスキル担当を入れる場合は、スピ3パワ2スキル担当1などが良いでしょう。
逃げウマ娘の育成時に重要なのは、逃げ向きのスキル持ちは他の脚質に比べて多いので、意識して採用すること。「逃亡者」持ちかつその他逃げスキル充実のサイレンススズカ、「先手必勝」持ちかつその他逃げスキル充実のツインターボ、スタートが良くなる「コンセントレーション」持ちの駿川たづなは特に採用したいSSR。スコア稼ぎ用の「注目の踊り子」とスタミナボーナスが魅力のスマートファルコンも悪くない。
もしステ上げに余裕があったり凸が進んでいるならば、「脱出術」の習得のみを目的としたセイウンスカイ採用、「じゃじゃウマ娘」習得目的のアイネスフウジン採用もスキル担当枠として選択肢に入る。
フレンドからレンタルしたい完凸サポという意味では、ツインターボ完凸はトレーニング性能も高めで、逃げ系のスキルも数多く取得可能なので特にオススメ。「逃亡者」狙いでのサイレンススズカ完凸のレンタルも有力候補。
また、それら以外では、たづな完凸も素の性能に加え、前述の「コンセントレーション」が逃げ向きなので悪くない。逃げ向きのスキルにこだわるほどステ上げに余裕がない場合は、ウオッカ完凸やキタサン完凸をレンタルする形でも良い。
特にウオッカ完凸は、レアスキル「好転一息」で持久力を回復できるので使いやすく、スーパークリークを採用せずとも持久力レアスキルが手に入るのが大きい。これらの完凸については、GameWithのフレンド募集掲示板などで探すのが楽。
以下、参考までに実際の編成例を置いておきます。
編成例1(スピ4パワ2)
育成例で載せたウマ娘のパターン。「逃亡者」持ちのスズカを採用しつつステも盛れる形にまとめたオーソドックスな形。
編成例2(スピ3パワ2スタ1)
持久力スキル持ちを入れたかったので、スキル担当でスーパークリークを採用。
編成例3(スピ3パワ2賢さ1)(低予算編成)
レンタル以外はSRのみの構成。この構成例だと持久力レアスキルはなしだが、レースボーナスも十分に積める。
資産が少なめな人向けのオススメSR
スピード
スイープトウショウ
トレーニング効果アップのボーナスや「愛嬌◯」による育成上振れ目的で採用したい枠。
キングヘイロー
得意率アップの高さがずば抜けているのと、もし完凸ならパワーボーナスの存在がかなり大きい。レースボーナスがないのは悔やまれるが、他で補いたい。
エイシンフラッシュ
差し専用スキルはノイズであるが、性能とイベントの内容は共に優秀。
パワー
ミホノブルボン
「逃げ直線◯」「逃げコーナー◯」「集中力」を習得可能なので、逃げウマ娘育成ならぜひ採用を検討したいSR。
ダイタクヘリオス
「マイルコーナー◯」「スピードイーター」あたりが特に覚えたいスキル。完凸ならレースボーナス10%も地味にえらい。
ビワハヤヒデ
イベントが不遇ながらも、各種ボーナスの優秀さ&完凸ならスタミナボーナスの存在が大きい。
因子はスタミナ重視がオススメ
スピパワ特化のいつものパターンではあるが、スタミナトレーニングを叩く回数を減らしたいので、スタミナ因子寄せの継承がオススメ。とはいえ、得意トレーニングの関係でスピードパワーも多少は継承で補ってあげたい。
また、長距離Bを因子でAにすると少しだけ有馬記念に勝ちやすくなるが、別に上げなくても十分勝てるので、特に意識しなくて良い。
ジュニア級~クラシック級の方針
基本的に序盤は絆上げ優先で、サポートキャラ多めのトレーニングを選ぶ。特に、レンタルした完凸サポートなどの性能が高いやつを優先して絆を上げていくのがオススメ。
ある程度絆上げが終わって友情トレーニングが発生するようになったら、スピード/パワー/賢さ以外のトレーニングはほぼ選ばないようにすること。イメージとしては、基本はスピード/パワーを友情トレーニングで一気に上げ、サポートの集まりが悪く暇な時に賢さやそれ以外を選ぶ感じ。
追加で出るレースは、ジュニア級は朝日杯、阪神ジュべナイル、ホープフルSのいずれか。クラシック級では、ジャパンカップが目標レースと3連闘で選びにくいため、ファン数の効率が良い有馬記念に出るのがオススメ。宝塚記念や安田記念あたりもファン数的には悪くない。
また、オークスとダービーの選択は基本的に難易度の低いオークスで良い。その場合、レース後にやる気上昇のイベントもある。
シニア級の方針
シニア級では、目標レースをこなしつつ、パラメータを総仕上げにかかっていく。目標値は既に述べたように、スピードとパワーはどちらもA(800)以上が目安、スタミナは最低C+(500~)以上、根性は最低D(300~)以上、賢さは最低D(300~)以上のできればC(400~)以上といったところ。足りないパラメータはトレーニングLvが全て5になる夏合宿で補うことを考えたい。
追加で出るレースの候補としては、6月の安田記念や宝塚記念、11月のジャパンカップあたりがファン数的には美味しいレース。とはいえ、トレーニングのサポートの集まりがあまりにも悪いときには、適当なG2G3に出てもいい。
参考:実際の育成時のパラメータ推移
最後に、育成の参考用として、編成例2のパターンでダスカを育てた時のパラメータ推移についての画像を貼っておきます。
「弧線のプロフェッサー」も「逃亡者」も「先手必勝」もイベント完走できず全スルーで完という不幸な感じのダイワスカーレットとなりましたが、これもまたウマ娘プリティーダービー。それではまた。