こんにちは、ルネ(@renekuroi)です。
今回のテーマは「スコーピオ杯2022用・追込クリオグリ(クリスマスオグリキャップ)育成論」です。
前回は先行クリオグリの育成論を紹介したわけですが、今回は育成難易度こそ高いものの、作り込んだら先行クリオグリ以上に強力な追込クリオグリの育成論をお届けします。必要な労力も大きいので万人におすすめできる選択ではないですが、サポート資産がある程度潤沢にあり、かつ大変でもチャンミに向けて勝てるウマ娘を作り込みたいという方には、先行クリオグリよりもおすすめできる選択肢。
そんなわけで、以下、スコーピオ杯2022用追込クリオグリの育成論について解説していきます。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
追込クリオグリの目標ステータス
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
1400↑ | 750↑+金回復1白回復3(+固有回復分) | 1100↑ | 600↑ | 1100↑ |
スコーピオ杯用追込クリオグリの目標ステータスはこんな感じ。こちらについても、グランドライブシナリオでの育成を想定しています。
スタミナに関しては、やはりスタミナデバフが多少いる可能性を考慮し、やや余裕を持った数値を目標値にしました。対面スタミナデバフ4想定ならもっと欲しい感もあるし、ここについてはどれだけ対策するかという話次第。ただ、ヴァルゴ杯みたいにレース場ボーナスもなく、対策した分他のステが凹むので、ここは個人の好みで多少上下して良いかと。まあ、チャンミグレードリーグなら、目標値ぐらいあれば概ね安定して走りきれそうかなあという気はしています。
スピパワ賢さについては、まあこれぐらいは欲しいよなという数値を置きましたが、盛れるならもう少し欲しいイメージです。特に、スピードはちゃんと詰めるなら1600欲しい。
あとは、中距離S必須、加えて可能ならば「右回り◎/○」「秋ウマ娘◎/○」で実質スピ値を盛りたいのもいつもと同じ。最低でも距離Sは甘えないでおきましょう。
追込クリオグリ・育成時の注意点
まず、追込A以上にするための追込因子7以上が必要
まず、追込クリオグリを作る時の大前提として、追込因子7個以上が必要です。これは、最初の適性を上げる時に追込因子1、以降上げる時に3が必要な仕様なので、追込D→Aにするには1+3+3=7が必要という計算。
これが満たせないとそもそも勝負の土俵に上がれていないので、育成前に必ず用意しましょう。
加えて、既に述べたように中距離Sが必須なので、中距離因子が必要です。
そのため、追込因子に比べて中距離因子も一緒に用意しなきゃいけないんですが、そもそも追込因子7以上を積んでることから積める中距離因子が少ないので、継承で中距離Sにするのが大変。なので、できれば中距離因子でも継承確率が高い☆3のものが欲しいです。このように、追込因子と中距離因子の両輪が必要なので、追込クリオグリ育成はとても大変です。育成前に入念な下準備が必要。
加えて、後述もしますが今回の追込クリオグリも「下校の楽しみ」が必要。そのため、因子には下校因子も組み込む必要があります。ここまで揃えて、初めて追込クリオグリ育成を始める前提が揃うので、これが難しいという人は素直に先行クリオグリを育成しておきましょう。
「スリーセブン」「下校の楽しみ」を含めた4種の回復が欲しい
既にスコーピオ杯2022のコース解説記事で話したように、固有スキル「聖夜のミラクルラン!」の回復トリガーは、基本は「スリーセブン」で保険に「下校の楽しみ」がある形です。先行の「U=ma2」保険に比べて、追込の「下校の楽しみ」保険による起動は保険でありつつも「スリーセブン」に比べて有効度が落ちていないのが強み。
そのため、「下校の楽しみ」は必ず積んでおきたい回復で、先ほどお話したように因子から確実に継承していきたいというわけですね。
で、その他の回復についてですが、1つはSSRスーパークリークから「円弧のマエストロ」をもらうのがおすすめ。もう1つの回復については「軽やかステップ」「アオハル点火・体」「ペースキープ」などの順位条件がなく発動しやすいスキルがおすすめですが、最悪「直線回復」とかでも大丈夫です。
というのも、一応「円弧のマエストロ」「下校の楽しみ」「スリーセブン」の発動だけでもミラクルランの発動条件は満たしており、「直線回復」が終盤発動になってしまってもその3つに不発がなければ耐えるため。ただ、もちろん「直線回復」だと序中盤に発動しないと保険の役割は果たさないため、理想は軽やかやアオハル体などになります。
終盤加速の「彼方アナボ」は可能であれば積んでおきたい
差し追込では“いつもの”になりますが、「彼方、その先へ…(メジロドーベル固有)(5~6位発動)」「レッツ・アナボリック!(メジロライアン固有)(6位発動)」の継承固有は終盤加速スキルとして積んでおきたいですね。前に行きすぎると順位条件を満たさず発動しないこともありますが、恐らくチャンミで先行多めの環境になりそうなことを考えると、割と起動は期待できそうかなと思います。因子用意の時点でこの2人を親にしなきゃいけないのもそもそも大変ですが、可能であれば満たしておきたい努力条件ということで……。
また、仮に追込同士の対決になった場合でも、5~6位からそれより前の追込ウマ娘をまくる際にも役立つので、今回も基本路線は積むつもりでやることをおすすめします。
「ノンストップガール」は「垂れウマ回避」での妥協でOK
追込クリオグリに関しては、「ノンストップガール」は「垂れウマ回避」妥協で良いかと思います。これは、「聖夜のミラクルラン!」分である程度加速できているのもありますが、サポート編成の優先度的なところが大きいです。
まず、賢さサポート編成では「強攻策」を覚えられるSSRミスターシービーは欲しいところで、加えて「右回り○」「秋ウマ娘○」を取れるSSRファインモーションも使いたい。それを考えると、ノンスト用のSSRユキノビジンは採用しづらくなってしまいます。
加えて、今回は下り坂モードに入るための賢さを可能な限り盛りたいので、ステ盛り性能が高いことが大事。そのため、性能が低いSSRユキノビジンを採用するよりは、「垂れウマ回避」も覚えられて賢さ盛り性能も高いSSRファインモーションと「強攻策」を覚えられるSSRミスターシービーを採用することをおすすめします。もちろん、これらは持っていたらという話なので、不足があればSSRユキノビジンを採用しての「ノンストップガール」もありかと。ちなみに、これらのサポート群が全部なければ、大人しく先行クリオグリを作りましょう。
その他、「強攻策」「ウマ好み」や終盤速度スキル系もあるとベター
これもいつもの話ですが、「強攻策」「ウマ好み」あたりの道中前に出やすい強スキルは積み得なので、狙って積んでいきたいところ。
そもそも追込ウマ娘たちの中で前にいたいというのもありますし、前多めの時に「彼方アナボ」の順位条件を満たす意味でも、位置取り上げスキルは取っておきたいです。
「中距離直線○」「追込直線○」のような直線速度スキルもできれば優先して取りたいところ。序盤に発動すると前に出やすいのと、終盤に発動しても加速しきった状態で発動するので、終盤速度アップで有効活用できるのが強力です。
「ありったけ」の上位スキルである「決死の覚悟」も終盤速度アップスキルとして今回かなり有効。追込なら順位条件的にもまったく問題ないし、SSRアグネスタキオンのグラライイベントで非常に取りやすいスキルなので、スキルPtがあれば優先して覚えていくと良いかと思います。
おすすめのサポート編成例
編成例(スピ2スタ1賢さ2友人1/パワ根性賢さ因子寄せ)
追込クリオグリのおすすめ編成はスピ2スタ1賢さ2友人1。金回復スキルの「円弧のマエストロ」を覚えるためにSSRスーパークリークを積みたいので、編成の型はこれ固定になります。サポート単位の変更枠については、SSRファインモーションの枠をSSRトウカイテイオーにしたり、SSRキタサンブラックの枠をSSRマルゼンスキーにしたりしても良さそう。ちなみに、資産が揃ってない人は素直に先行クリオグリを作ったほうが良いと思うので、低予算編成は今回なしです。
因子については大きな制約はなく、パワー根性賢さあたりを積んでおけば良いかと思います。スピ2編成でスピを満足に伸ばすのも大変なので、スピード因子を盛るとかでもあり。
優先スキル一覧
以下、優先して積みたいスキルを表でまとめておきます。
最優先で積みたいスキル | できれば優先で積みたいスキル |
---|---|
スリーセブン | 良バ場の鬼(良バ場◎/○) |
下校の楽しみ | 追込のコツ◎/○ |
円弧のマエストロ | 中距離コーナー◎/○ |
軽やかステップ、アオハル点火・体など4つ目のトリガーになり得る回復 | 追込コーナー◎/○ |
彼方、その先に… | 弧線のプロフェッサー(コーナー巧者○) |
レッツ・アナボリック! | いいとこ入った!(スリップストリーム) |
垂れウマ回避 | 尻尾上がり |
中距離直線◎/○ | アガッてきた!(ペースアップ) |
追込直線◎/○ | 前のめり |
直線巧者 | 打開策 |
お先に失礼っ!(遊びはおしまいっ!) | 決死の覚悟(ありったけ) |
ウマ好み | 下り坂巧者 |
強攻策 | 一匹狼 |
右回り◎/○ | 汝、皇帝の神威を見よ |
秋ウマ娘◎/○ | 絶対は、ボクだ |
ときめきが呼ぶほうへ |
さいごに
さて、というわけでスコーピオ杯2022用・追込クリオグリの育成論についてお送りしてきました。
育成難易度こそ高いですが、作り込んだ時の強さは今回最強格。筆者も今回はせっかくなので作り込んだ追込クリオグリで挑もうかと思っています。それなりに労力をかけてもかまわない、かつサポート資産が揃っている読者の方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。きっちり作れる人なら最も良い選択肢ではあるので。
今回はそんな感じです。それではまた。